君の名は… プレイリスト ② Letter to Heromine, Allison

フラれた女や別れた女への未練をうたう歌は山ほどある。 その中でも他の男に女を取られた情けない男のうたを二つ。 ボウイーとコステロさんです。

 

Letter to Hermione / David Bowie (1969) 

youtu.be

この手紙を書くこの手は
枕の埃を払いのける
だから君は頭をのせ、尊い夢を読むといい
僕が想うのは誰でもなく君だけ
心の痛みを涙で癒す
きっと君も同じ気持ちだろう
でも僕らに何ができる?
僕らがどうするべきかもよくわからない
だからただ君に手紙を書いているんだ

君の生活は上手くいっていると聞く
君はまるで別人のように輝いているって
でも僕にはわかるんだ 周りはみんな暖かくて疲れると
君は陰に隠れて静かに泣いているのを
僕も同じだよ
僕らがどうするべきかよくわからない
でもこのままじゃいけないことはわかっている

彼は君を笑わせる
君をオシャレな場所に連れ出す
彼は君を大事にする
高価なものを買ってくれる
そして彼が強くなるのは
全て君のため
そして君がキスをしたら
それは僕じゃない新しい何か
でもふと間違って
僕の名を呼んだりしないか?
僕らがどうするべきかよくわからない
だからただ君に愛を綴るだけ

 

いい曲だけど、見方を変えたら、思い込みの激しいストーカーになりかねないような内容で、ひいちゃうかも。 この曲はボウイーの元恋人、女優のヘルミオーネ・ファージンゲルのことをうたった歌として有名だ。 邦題は「ヘルミオーネへの手紙」だけれど、 Hermioneはハリポタのハーオマイニーとスペルが同じなんだよね。 ボウイーも英国人だからきっとハーオマイニーと呼んでいたと思うけど、この歌詞の中には Hermioneという名は一度も出てこないから発音が聴けない。 邦題考える人が、ヘルミオーネって読んじゃったんだろうね、きっと...。

<Syco訳> 

 

Alison / Elvis Costello (1977)

youtu.be

 

あぁ、久しぶりに君に会って、とても奇妙な感じ
君の顔から察すると
あまり嬉しくもなさそうだね
だけど僕の友達が
君のパーティーのドレスを脱がせた話は聞いた
しつこい昔の恋人みたいに
センチメンタルになるつもりは毛頭ない
だって君が誰か他の人を愛してしまったかは知らないが
それが僕じゃないという事ぐらいは知っているから

アリスン わかってる この世界が君を駄目にしてること
あぁ、アリスン、僕の思いは本当だよ

そうか、君は結婚したんだね
彼は君の可愛い指を
ウェディング・ケーキに突っ込んだ?
以前君は彼をコントロールしてたけど
彼は手に入れられるものは全部手に入れたんだね
時々君のおどけた言葉を耳にすると
話をやめさせる事が出来たらと願う
誰かがライトを消してくれたらいいって思う
だってこんな風な君を見るのは耐えられないから

アリスン わかってる この世界が君を駄目にしてること
あぁ、アリスン、僕の思いは本当だよ
僕の思いは本当だよ

<Syco訳>

コステロの歌詞は訳の分からない内容が多いけど、この曲はよく分かるわ~。