君の名は…。 プレイリスト⑥ Jane said , Valerie, Hilary

ジェーン、バレリー、ヒラリーはみんな問題を抱えた女子。 揃ってヤク中っぽい。

 

Jane Said / Jane's Addiction (1988) 

ジェーンは言う
『サージオとはもう終ったの
私をボロ人形みたいに扱うから
ジェーンは
テレビを隠す
『借りなんか何も無いんだけど
でもあいつが戻ってきたら
ここで待ってもらうか、また明日戻って来て』
そう伝えてと、ジェーンは言う

『明日でやめる...』
『明日でやめる...』

ジェーンは言う
『私のウィッグを見なかった?
あれをつけないと裸の気分なの』
ジェーンは気付いている
みんなに邪魔物扱いされてる事を
でもかまわない
ジェーンも奴等が嫌いだから
ジェーンは言う
『お金が貯まったらスペインに行くの
明日から貯めるわ』

『明日でやめる』
『明日でやめる』

彼女は怒ると
喚き出し
こぶしを振り回すけど殴れない!
相手を傷つけようとは思ってない
ただ他にどうしていいか
わからないだけ...

ジェーンは
8時に店に行く
セント・アンドリュースまで歩いて行く
そこで待って
夕食をとる
ポケットから取り出す夕食

ジェーンは言う
『私は人を愛した事が無いの
愛ってなんだかわからない
相手が自分と寝たいって事だけわかる』

『相手が私を欲しいなら私をあげるだけ...』
『相手が私を欲しい事だけわかるの...』

ジェーンは言う...
ジェーンは言う...

<Syco訳>

「明日でやめる」、は ”I'm gonna kick tomorrow” なので、ドラッグをやめるということを示唆してます。 なんか歌詞がベルベッツっぽくて好き

youtu.be

 

次の曲はエイミー・ワインハウスのカバーの方が有名だけど、私の好きな気丈なイギリスのロックバンド the Zutonsの曲なのよ。 ワインハウスが歌うと、ムショに入ってしまった女友達の歌みたいだけど、オリジナルは男の想いなのね。

Valerie / the Zutons (2008)

そうさ、時々ひとりで出かけて
流れる川を見渡しながら
いろんなことに考えを巡らし、お前が何をしてるか考える
頭の中で思い描く

なぜならお前が去ってからは
俺の体はボロボロ
お前の赤毛が恋しいし
お前の選ぶドレスも好きだった
帰ってこないか
俺をからかうのはもうやめて
帰ってこないか、バレリー

バレリー
バレリー
バレリー

刑務所に送られたのか
家を売って、良い弁護士を雇えたか
日に焼けないで欲しい
無事解決してくれるいい相手を見つけて欲しい
そしてどこかで買い物もしてるかい
髪の色を変えたかい、忙しいかい
あの罰金を払わなくてはいけなかったのかい
お前はいつも逃げていたけど、いまだに甘く見てるのかい

なぜならお前が去ってからは
俺の体はボロボロ
お前の赤毛が恋しいし
ドレスアップした姿も好きだった
帰ってこないか
俺をからかうのはもうやめて
帰ってこないか、バレリー

バレリー
バレリー
バレリー

 

youtu.be

 ↑ビデオのバレリー役の女の子はエイミー・ワインハウスに似ている。 これって偶然?

 

最後に、女はダメ男に惚れたり、別れられなかったりするけど、男は案外、厄介な女をあっさり捨てるものなのねって、思ってしまった一曲。

Hilary / the Fall (1990)

ヒラリー
お前に貸したガソリン代の60ポンドはどこに行ったんだい
キスなんていらない
ヒラリー
ヘイ、ヒラリー

土曜の6時から始まる「ニュー・フェイシス」を見に
お前は俺のところに戻ってきた

ヒラリー
サインズベリーズの外に止まってた
アウディに乗ってたのはお前だろう

ヒラリー
覚えてるかい、スピードのカプセルを3つも飲まなきゃ
お前はベッドからも出られなかったこと
なのに今じゃエクスタシーに頼っている

ヒラリー
お前はふざけたアフリカンポップにのって
牛の血っていう名前のワインを飲んでたな

ヒラリー
お前ともう暮らしてないことを神に感謝するよ
ヒラリー

**エクスタシーもスピードもクスリです。

<Syco訳>

youtu.be

このシリーズはしつこく続くよ!