最後に胸がキューンとなる私が生まれた頃のノスタルジックな3曲
「愛しのルネ」なんていうレトロな邦題がついてたんだね。 ルネはフランス読みかしら。 英語ではレネかレネーだね。 「ネ」の方にアクセントが 来る。 私はレネちゃんの方が可愛く感じるので、レネで行かせてもらいます。
Walk Away Renee / the Left Bank (1966)
そして僕は片道通行の矢印を目にする
それは以前僕らが毎日歩いてた道の標識だ
このまま歩き去りなよ レネ
僕は家まで追ったりはしないよ
この街角の歩道は空っぽで依然と一変したけど
君を責めることはできない
胸の奥底から湧き出そうな涙と
胸の奥底にある痛みを僕は隠そうと決める
このまま歩き去りなよ レネ
僕は家まで追ったりはしないよ
今泣き疲れた瞼に雨が打ち付ける
僕のために空が泣いている
二人の名前をハートで囲んだ塀の落書きは
ちっぽけなのに絶えず付きまとう
このまま歩き去りなよ レネ
僕は家まで追ったりはしないよ
この街角の歩道は空っぽで依然と一変したけど
君を責めることはできない
<Syco訳>
何度聞いても胸がキュンとなる曲ですね~。
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ぼんやりさんのジェーンのうた。 こちらは1で、ぼんやりジェーン2という曲もあります。 ぼんやりというよりも、抗うつ剤とかでぼうっとしてる女の子のような感じがする、悲しい曲です。
Hazy Jane I / Nick Drake (1971)
自分の出生を呪ったり
夜うなされて叫んだりしない?
もし僕がきみに優しくしたら
それは君にとって意味を持つことなのかな
今やっていることに満足している?
それをもっとやろうと思ってる?
それともいったんやめて、ぼぉっとしてみる?
何のためにやっているの?
ヘイ、焦らないでジェーン、よく考えてみようよ
焦らないで、ゆっくり ジェーン、塀を超えようよ
置き去りにされた
何かの残骸のように感じない?
いろんなもが動くのが
ちょっと速過ぎると感じないかい
喉の渇きを癒すのに
別のやり方を望んだりしない?
どん底よりももっとマシなやり方を
見つけたいと思わないかい
ヘイ、焦らないで ジェーン 説明してあげるよ
焦らないで ゆっくりと ジェーン 僕らは進んでるんだよ
僕に任せて
もちろんいつか君の同じことを僕にしてくれるだろうし
だから信じて
ぼんやりとでもいいからさ
鏡がなくとも
自分が動いていることがわかるかい
もし僕とちょっと似ている新しい男に
乗り換えているといるとしたら
全てがかなり混乱してない?
信じがたい事態じゃないかい?
冬が訪れたら
君はチェックアウトして去って行けるの?
ヘイ、焦らないで、ジェーン、自分を偽り続けて
ゆっくり、ゆっくりジェーン 飛び去ればいい
<Syco訳>
ニック・ドレイクほど、亡くなってから神格化されたミュージシャンは居ないんじゃないか。 現役の頃を語れる人は彼の身内と関係者以外ほとんどいない。 なのに今ではかれのお墓をお参りに来る人は後を絶たない。
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最後は母が好きだったサイモンとガーファンクルで締めます。 キャシーはボール・サイモンがイギリスでストリートシンガーをしていた時に出会った女の人らしいです。
Kathy's Song / Simon and Garfunkel (1965)
しとしとと雨音が聞こえる
まるで思い出が降ってくるよう
やさしく温かく
家の屋根と壁を叩く
そして僕の心のシェルターから
瞳の窓を通して
雨でずぶ濡れになった通りを眺める
僕の心を置いてきたイギリス
僕の意識は逸らされ散漫になり
僕の想いは何マイルも飛んでいく
それは眠るきみの傍に横たわり
朝、君が起きるとキスをする
そして僕の歌はまだ完成してない
なぜ僕はこれほどの時間を
確信も持てない歌に費やしているのか
韻を踏むことだけに疲れ果てて
だから見ての通り、以前信じていたすべてのことに
僕は疑いを抱いてしまった
信念もなくひとりで生きる
僕が知っている真実とは君だけ
だから雨が降るのを眺めながら
長旅のあとに消えて無くなる雨粒は
僕に似てると思いながらも
君を賛美して僕は行く
<Syco訳>
これでこのプレイリストは終わり。 まだまだ、ビートルズの曲など女の子の名前の曲はたっくさんあるけど、またいずれそのうちに。