シャーデンフロイデで何が悪いか

日本に住んでいれば、トランプの政策は、株に影響するとか、反中もっとやれとか、その程度にしか感じないかもしれない。

でも、アメリカに住んでいると、恐怖と失望の毎日だ。 トランプはどこから見てもサイコパス。 あの行動はサイコパスの診断表と100%一致する。 でもサイコパスはカリスマ性もあるから、選挙に勝ってしまうんだよな。 

何が怖いって、トランプ支持者達のど真ん中で暮らしていることだ。 南部の田舎なので、トランプ支持の看板がそこら中に立っている。 人種差別主義者、避妊中絶を禁止する原理主義者、地球温暖化を信じないバカ、昼間っから拳銃をぶっぱなすバカの中で私は日々、生活してるの。

先週のテレビ討論会で、司会者がはっきりと、「あなたは白人至上主義者を支持しますか」と聞いた。 まず、大統領ともあろう人物に、この質問が出ること自体おかしいよね。 そしたら、否定はせずに「例えばどういった団体のことを言ってるんだ?」 「プラウド・ボーイズとか」(極右のネオナチ)「彼らには、仕事は政府に任せろ、距離を置いて待機しろ」と答えた。  こわ~い!! 

同じく討論会で、選挙の結果に従いますか?という質問に対して、バイデンはもちろん、国民が選んだ結果には速やかに従うと言った、そりゃあたりまえだ。

しかし、あのサイコパスは、「ヒラリーの時も、俺が勝ったのに、なんだかんだ、文句を言いやがったな、インチキヒラリー、俺の支持者に伝えたい、投票の日は、よーく会場を見張っててほしい、 インチキがないようにな!」 こわ~い、こわすぎる!

もしトランプが手厚い介護を受けて、コロナから立ち直ったら、「そら、見ろ、コロナは大したことないんだな、自粛なんてする必要ないぜ、はっはー」という態度で出てくるに決まっている。 だから、あのサイコパスには死んでもらいたいんだ。 いくら悪人でも…なんて綺麗ごとは言ってらんない。

選挙の直前に、米国の最高裁判事、ルース・ベイダー・ギンズバーグが亡くなった。 言うまでも無く彼女はリベラルでフェミニスト、トランプと真逆の人物だった。 トランプにとって、これはラッキー、選挙に負ける前に極右の判事を指名すれば、選挙に負けても、最高裁にまで持って行って、無理やり勝ちにできるかもしれない! と、早急に判事候補を挙げた。 そうなると、本当にまたトランプが勝つかもしれない! 怖いよ~。

アメリカの国境で中南米人が殺されているんだよ、黒人が警察やネオナチに殺されているんだよ、山火事で人も生き物も死んでいるんだよ、コロナで20万人も死んでいるんだよ、

サイコパスが司るなら、私は日本に戻ろうかと思っている。 でもこの先もアメリカに住んでいたいんだよ。 だから、コロナの神様に祈るよ。 あいつを殺してくれとな。

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アパラチアン・トレイルに行く途中に見た。 一番左の旗は南北戦争の時の南部軍の旗。 日本でいうなら、軍国主義の時の旭日旗のようなものね。 こわ~い!!