ハイウェイ40号線上の女

ノースキャロライナを東西に走る40号線を毎日行ったり来たりしてる中年女は何を考える? 

Go West プレイリスト

私はほぼ毎年、夏休みは日本に行くのだけど、今年は日本に入国するのは、至難の業なので、やーめたっ! やめた! あきらめた! 一抜けた!

考えてみると、アメリカに30年も住んでいながら、アメリカ国内にまだ行ってないところがたくさんある。 特に真ん中のあたり。 キャニオンや荒野が広がる、西部劇の舞台になるような、アメリカーンな場所は行ったことがない。 そうだ、ロードトリップをしよう。

思いつくとすぐ計画。 目指すのはユタのザイオン国立公園だ。 行きはナッシュビル、メンフィス、アルバカーキと南から入り、帰りは北を周ってコロラドのロッキー山脈を越えよう。 

テントを買ってキャンプをすれば、宿泊費もいらないぞ。 

道のりはこんな感じ。 ニューメキシコまでは40号線をひたすら走ればいい。 このブログのタイトルをガチでやることになるね。

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片道31時間かー。 一日8時間運転して四日目に到着するね。 ふ~っ。

このロード・トリップのプレイリストは何にしよう?  

 

まずは一気にテンションがあがる、ガールズ・アット・アワ・ベスト!!

Go for Gold / Girls at Our Best (1981)

荒野の遥か彼方から、音楽が聞こえてくる
海峡を越えてやってくる

太陽の下寝そべる彼らの姿が見える
彼らは仕事はあまりせず、楽しむのに精いっぱい
眉間にしわを寄せる芸術家じゃない
大きな音で音楽を奏で、急ぎ足で町を出ていく

ギターを抱えて、バーで酒を飲む 火星からやって来た
車は運転しない 人気のポップスターだ

ファンキーなカウボーイが一獲千金を目指す
ファンキーなカウボーイがヒットレコードを出す
彼らはみんな故郷にガールフレンドがいて
地元のロデオのショーで大騒ぎをする
ガールフレンドたちはラジオで彼らの曲を聴きながら
他の男とデートしてる

ファンキーなならず者が皮のパンツをはいているのを見て
口元に笑みを浮かべるセニョリータ
身売りしたサンダンスが自分のセクシーな体を見つめる
彼は西部開拓史など知りもしない

ギターを抱えてバーで酒を飲む 彼らは火星からやって来た
車は運転しない 人気のポップスターだ

<syco訳>

 

youtu.be

ガールズ・アット・アワ・ベストはアルバム一枚で終わってしまったけれど、10代の私にとって"Pleasure"は宝物のようなレコードでした。

 

再び80’s。奇才アダム・アント。

Kings of the Wild Frontier / Adam and the Ants (1980)

新しい王家、ワイルドな貴族、我々は部族
新しい王家、ワイルドな貴族、我々は部族
新しい王家、ワイルドな貴族、我々は部族

白い肌のその下に、
何世紀にもわたる抑圧された
インディアンの苦悩がある

我々の狂気には手段はない
我々の行動には誇りのみ
アントピープルは戦士だ
アントミュージックはその軍旗だ


新しい王家、ワイルドな貴族、我々は部族
新しい王家、ワイルドな貴族、我々は部族

そしてたとえ健康であっても
色鮮やかであっても
そのダンディな衣装の下には
白くなり過ぎた影がある 
白くなり過ぎた影がある!
白くなり過ぎた影がある!

白い肌のその下に、
何世紀にもわたる抑圧された
インディアンの苦悩がある…

白い肌のその下に、
何世紀にもわたる抑圧された
インディアンの苦悩がある…

<syco訳>

youtu.be

ダブルドラマーで、士気が奮い立てられる~。

 

しつこく80’s。 おまけに、イギリスのアーチストばかりだね。 アメリカの西部はイギリス人の憧れなのかな?


King of Rock'n Roll / Prefab Sprout (1988)

ラ、ラ、ラ、ラ、ラ、ラ、
ラ、ラ、ラ、ラ、ラ、ラ、ラ、

僕の十代の頃の安易な自慢話が
今では精密さをもって亡霊のように付きまとう
僕の後を追いかけてくる
彼女が僕を見て笑うとある事実を思い出させる
僕はロックンロールのキングだ。完璧なまでに、
スエードの靴から、この青い瞳まで

ホットドッグ、跳ねるカエル、アルバカーキ
ホットドッグ、跳ねるカエル、アルバカーキ

夢が忘れさせてくれる
君はダンスなんて踊ったことなかったよね
足が速かったことなんてなかったよね、ヒッピー
通りにたむろす子供たちや、僕の抱いていたビジョンに対して
君が持っていた哀れみが一掃されていく
新しい箒で、この部屋を、綺麗に掃く

ホットドッグ、跳ねるカエル、アルバカーキ
ホットドッグ、跳ねるカエル、アルバカーキ

ハイキックのダンディ、容姿もよく、髪型もキメて、容姿もよく、
いいね、オー、イェーィ
足長のキャンディ、容姿も良く、髪型もキメて、容姿も良く、
いいね、オー、イェーィ

僕のリズムはあまりよくないけど、今はそれしか仲間がいない
僕はロックンロールのキングだ、完璧なまでに
可愛い女の子はみんなどこかに消え去って、僕は一人で踊っている
僕はロックンロールのキングだ、完璧なまでに
スエードの靴から、この青い瞳まで

(ホットドッグ)
ホットドッグ、跳ねるカエル、アルバカーキ
ホットドッグ、跳ねるカエル、アルバカーキ

(今では君は一人ぼっち)
ハイキックのダンディ、容姿もよく、髪型もキメて、容姿もよく、
いいね、オー、イェーィ
足長のキャンディ、容姿も良く、髪型もキメて、容姿も良く、
いいね、オー、イェーィ

ホットドッグ、跳ねるカエル、アルバカーキ(ラ、ラ、ラ、ラ、ラ、ラ、)
ホットドック、跳ねるカエル、アルバカーキ(ロックンロールのキング)
ホットドッグ、跳ねるカエル、アルバカーキ(ラ、ラ、ラ、ラ、ラ、ラ、)
ホットドッグ、跳ねるカエル、アルバカーキ(ロックンロールのキング)
ホットドッグ、跳ねるカエル、アルバカーキ
ホットドッグ、跳ねるカエル、アルバカーキ

<syco訳>

 

youtu.be

なぜ、ニュー・メキシコ州のアルバカーキ? ロックンロールのキングとはエルビス・プレスリーのことだけど、エルビスはメンフィスの出身だよね。 ポエムなプリファブ・スプラウトの歌詞はよくわからん。

 

最後もやっぱりブリティッシュになった。 ポールのウソのアメリカ訛りが聴けるこの曲、アライグマのロッキー。

Rocky Raccoon / the Beatles (1968)

ダコタ州のブラックマウンテンヒルのあるところに、
ロッキー・ラクーンという名の青年が住んでいた
そしてある日、ロッキーは彼女に他の男と逃げられた
パンチを食わされた気分で
腹の虫がおさまらないロッキーは
「あの男を捕まえてやる」と言った
それである日、町を訪れ
そこの宿屋に泊まった

ロッキー・ラクーンは部屋に入ったものの
そこにあったのは一冊のギデオンの聖書
ロッキーは銃を手に入れていて
ライバルの足に一発お見舞いしようとしていた
そいつはロッキーの愛した女を奪い
夢がぶち壊された気がしたからさ
女の名前はマギル、でも自分ではリルと名乗り
みんなはナンシーと呼んでいた
彼女はダンという名の彼氏と、 
隣の部屋でスクエアダンスを踊っていた
ロッキーは部屋に殴り込み、ニヤリと笑って
「ダニーボーイ、勝負しろ」と言った
でもダニーは強かった、彼はいち早く銃を抜いて撃った
そしてロッキーは部屋の隅に倒れた

そこにジン臭い医者がやってきて
ロッキーをテーブルの上に寝かせた
「ロッキー、強敵とやったのかい」と医者は言い
「先生、ただのかすり傷さ」とロッキー
「すぐに治る、すぐに良くなるさ」

さて、ロッキーは自分の部屋に戻り、
そこにあったのはギデオンの聖書
ギデオンがここに泊まって、聖書を置いていったんだ、間違いない
ロッキーが回復することを祈って

<syco訳>

 

youtu.be

ギデオンさんが聖書を置いていったのではないと思う。アメリカのほとんどのホテルやモーテルのベッドの脇に、ギデオン社の聖書が置いてあるよ。

 

プレイリストだけで終わることのないように…。 ロードトリップを実現させるぜ。