ギルティ・プレジャー 5選

ギルティ・プレジャーとは…

自分が好きなことを認めたくないもの。

好きだという事実がバレると恥ずかしいもの。

 

恥ずかしいと感じるのは諸々の理由から。 ダサかったり、ベタだったり、くそエモかったり、メガヒットした曲だったり..。 

でもいい年して、未だにロケンロールを聴き浸っていること自体恥ずかしいのかもしれない。 だったら、もう、ギルティ・プレジャーなんて気にすんな。 

年代が古い順にカミングアウトしていきます。 

 

youtu.be

姉弟デュオのハーモニーとヨーデルと語りが絶妙。 オールディーズはみんなハッピーなサウンドで同じに聞こえるかもしれないけど、稀に化学反応してセロトニンを噴出させてくれる曲があるのよ。 この曲もそのひとつ。

 

Deep Purple / Nino Tempo & April Stevens (1963)

深い紫色が
寝静まる庭の垣根に訪れ
そして夜空に星が輝き始める時
思い出の霧の中を彷徨いながら
あなたが私の元へと戻ってくる
私の名前を
溜息まじりに呟きながら

夜の静寂の中
再びあなたは私を抱きしめる
あなたが去っていっても
月明かりとともに愛は生きる
そして私のハートが鼓動する限り
私たちはいつでも会えるの
この深い紫色の夢の中で
この深い紫色の夢の中で
<syco訳>

 

youtu.be

このグループはジョージ・ハリスンにパクられた”He's so fine" が有名だけど、私はこっちの方が好き。 このメロディ、聴く度に胸がキュンとなるのはなんでだろう? 私の前世と何か関係があるのかな。 

 

Sweet Talkin' Guy / the Chiffons (1966)

甘い言葉を話すあいつ 甘い言葉で嘘をつく
あいつを信じちゃだめ 後で泣きを見ることになるから
花を贈ってくる一方で、どこかで誰かと遊んでる
甘い言葉を話すあいつ
(甘い言葉を話すあいつ)
あいつでも気になるあいつ
(甘い言葉を話すあいつ)

砂糖よりも甘く、ワインのようにキスを浴びせて
(あぁ、とってもステキ)
あいつに気を許しちゃだめ なぜって望みがないから
(ぜんぜん望みがない)
愛したらだめ 明日はどこかにいっちゃうから
甘い言葉を話すあいつ
(甘い言葉を話すあいつ)
あいつでも気になるあいつ
(甘い言葉を話すあいつ)

どうして愛してしまうんだろう

甘い言葉を話すあいつ
(甘い言葉)
甘い言葉
(甘い言葉)

近づいたらだめ、近づいたらだめ 嘘を信じたらだめ
(近づいたらだめ)
だめ、だめ、絶対実らない、ただ泣いて終わるだけ
(絶対実らない)
愛したらだめ 明日はどこかに行っちゃうから
甘い言葉を話すあいつ
(甘い言葉)
甘い言葉
(甘い言葉)
<syco訳>

 

youtu.be

「恋にノータッチ」という和製英語を含んだ邦題がとてつもなくダサいんだけど、小6ぐらいの時、姉が持ってたLPを聴いて、こんなにいい曲がこの世にあるのってぐらい感動した。 それは今でも変わらないね。

 

Never Gonna Fall in Love Again / Eric Carmen(1975)

普通を装っても無駄だ
もうこれ以上言うことはないから
今夜はキス無しでも大丈夫だよ
ドアを閉めて立ち去ってくれ

二度と恋はしたくない
新しい恋など見つけたくない
だって終わりが来るのが耐えられないから
今の君と僕みたいに
以前の僕たちを思い出して
苦しんだりしたくない
二度と恋はしたくない
今の君と僕みたいに

最初は愛は続くと思っていた
夏がそれを約束したように思えた
でも僕らが消えていく太陽を見ていたように
朝から孤独な夜へと変わっていった

二度と恋はしたくない
新しい恋など見つけたくない
だって終わりが来るのが耐えられないから
今の君と僕みたいに
以前の僕たちを思い出して
苦しんだりしたくない
二度と恋はしたくない
今の君と僕みたいに

<syco訳>

 

 

youtu.be

アラン・パーソンさんが何かのプロジェクトとしてやってたバンドなんでしょうか。 この曲と「アイ・イン・ザ・スカイ」はパンクとかニュー・ウェイブを聴いていた合間に、箸休めに聴き浸っていた、ザ・80年代。 訳してみたらけっこう屈折した歌詞だった...。

 

Don't Answer Me / the Alan Persons Project (1984)

君が魔法の力を信じるなら
僕はその考えを変えられる
そして誰かを信じたいなら
後ろを振り向いてごらん
僕らは夢の世界にいたのに
暗雲が立ち込めた
理性を失って全てを諦め
投げ出してしまった

返事をしないで 沈黙を破らないで
僕を勝たせないで
返事をしないで 自分の砦に閉じこもって
僕を中に入れないで

逃げて誰からも姿を隠してほしい
過去の言動を変えられるのか

君が魔法の力を信じるなら
それは全て空想の世界だ
そして誰かを信じたいのなら
僕をただ信じるふりをして
見知らぬ者として会ったとしてもだめだ
君を解き放せない
僕の存在に永遠に背を向けてくれないかい?

返事をしないで 沈黙を破らないで
僕を勝たせないで
返事をしないで 自分の砦に閉じこもって
僕を中に入れないで

逃げて誰からも姿を隠してほしい
過去の言動を変えられるのか
<syco訳>

 

 

youtu.be

これを聴いていたら、当時高校生だった娘に「お母さん、これって中学一年生ぐらいの子が聴くんだよ、アハハハハー、」と爆笑された。 でもね、中学生が書くラブレターみたいな歌詞のこの可愛さは一周回っておばちゃんにアピールしてくるんだよ。 

 

Your Biggest Fan / Never Shout Never (2009)

僕は君の真の大ファンなんだけど
君にとって僕はジョークなんだね
でもね、君の部屋でキスした時、ジョークとは思えなかった
そして君も僕が好きだと返してくれたよね

僕はこのつらい経験から
ちょっと不安定になっているけど
頑張っているのわかる?
僕は頑張っているんだよ
一人ぼっちってめちゃくちゃ辛くない?

君に伝えたい言葉がどんどん底を突いていく
なんでこんなことしてるんだろうって思いながら
過去を思い出したり、自分はバカだと思ったり
君を好きになるなんてさ

そしてほんとうは君と仲直りしたかったって結論まで行きついたんだけど
でもそれは簡単じゃないよね
だって君の方からいきなり近づいて来たんだから
僕のような男の子をドギマギさせてさ

そしてそれが君の完璧なイメージだったってことがよくわかった
そうさ、この曲が君のイメージに
役に立つといいね

僕はもう君を乗り越えたよ

君に伝えたい言葉がどんどん底を突いていく
なんでこんなことしてるんだろうって思いながら
過去を思い出したり、自分はバカだと思ったり
君を好きになるなんてさ


僕は自分が強いと信じるタイプの
人間だと思ってた
君はそれが間違いだと証明し 今じゃ僕は
ラジオから流れる曲は全部一緒に歌っている。僕は離れたくない
お願いBaby 何か言ってよ、僕は知りたい 
僕の思いをもう言葉にしたくない
なぜならこのだるさが僕の時間を無駄にして
もう、頑張るのも疲れちゃった

君に伝えたい言葉がどんどん底を突いていく
なんでこんなことしてるんだろうって思いながら
過去を思い出したり、自分はバカだと思ったり
君を好きになるなんてさ

<syco訳>

 

他にもモンキーズの「デイドリーム・ビリーバー」、アバの「ダンシング・クイーン」、カーペンターズの「スーパー・スター」、オアシスの「リブ・フォーレバー」なんかも私のギルティ・プレジャーだけど、メガヒット曲だから紹介不要だね。

 

オマケ:ロックンロールかるたー

f:id:sycoB:20220211104610p:plain