「ロケンロールピアノリフ」から「心に残るピアノリフ」にコソっとタイトルを変えた。 ヒップホップとか入れちゃったからね。
ロケンロールピアノって言ったら、普通リトル・リチャードとかジェリー・ルイスとかだよね。 でも、「おっ、このピアノいいじゃん！ 誰が弾いているんだろう？」って聞き入ってしまう、お宝発見のようなプレイリストにしたかったので、超有名なピアノプレイヤーは避けた。 ビリー・ジョエルとかエルトン・ジョンとかもない。 ビリーやエルトンは ピアノ曲集（楽譜）買って、時々歌いながら弾いているんだけどね。
それではいよいよ１０位から。
１０位 Criminal / Fiona Apple (1996)
フィオナはピアニストだけど、この曲のクレジットは別のピアニストになっている。 それだけにテクニックが高度なのかも。
ピアニストがクライマックスをキメているのに、フィオナがヘッドフォンのコードを指にグルグル巻いて遊んでるのが可愛いこのビデオ ↓↓
私は悪い、悪い女だった
繊細な彼の心をぞんざいにした
そしてこの悲しい、悲しい世界
だた試してみたいだけで
女の子が男の子の心を破壊する
否定しろと言われても出来ないの
いけないことをやってしまった
そして罪悪感を味わいたいの
あなたのことろに来たのは
真実へのガイダンスが必要だったから
それにどこから始めていいかわからないの
今必要なのは上手な弁護
だって私は犯罪者の気分だから
そして償いたい
私が罪を犯してきたその人に
だって彼だけが私の知っている愛だから
神よ、こんな私を助けてほしい
邪悪な行為を仕出かす前に救ってほしい
自分に返ってくることはわかっている
でも私はまるで明日など
来ないかのように生き続ける
あぁ、助けてほしいけど、
否定しろとは言わないで
彼にふさわしい女になるまで
私は嘘をすべて洗い流さなければいけない
失うものもたくさんあるし、大きな賭けをしている
だから終りがくる前にお願いだから教えて
どこから始めたらいいの
今必要なのは上手な弁護
だって私は犯罪者の気分だから
そして償いたい
私が罪を犯してきたその人に
だって彼だけが私の知っている愛だから
出口を教えて
地獄を見る前に
法で裁いて釈放して
私はどうにかして
恋人を引き留めたいの
だから天使だったら何て言うの？
悪魔が知りたと言っている
今必要なのは上手な弁護
だって私は犯罪者の気分だから
そして償いたい
私が罪を犯してきたその人に
だって彼だけが私の知っている愛だから
<syco訳>
９位 Shut up / Madness (1981)
どうでもいい歌詞だけど、ピアノが妙に楽しいのでランクインした。
言っておくが俺はやっていない
だって俺はそこに居なかったからね
罪を着せるな、フェアじゃないぜ
向こうの言い分聞いたなら
次は俺の言い分を聞く番だ
思い出せない
また別の機会に聞いてくれ
ほかのヤツが悪いんだ、俺のせいにするな
目を閉じて三つ数えろ
（イチ、ニッ、サン）
その間に俺は消える、そしてお前は忘れる
窓ガラスは壊され、テレビも無くなる
俺もやっていない、ただのこいつの仲間だ
ここに立って見張ってくれって言われただけだ
ちゃんと妻と子供も３人いるんだぜ
家族はおれはまじめだって証言してくれるよ、だぶんね
おてんとさんぐらい正直だ
日が照れば照るほど、俺もまじめになる
ほかのヤツが悪いんだ、俺のせいにするな
目を閉じて三つ数えろ
（イチ、ニッ、サン）
その間に俺は消える、そしてお前は忘れる
窓ガラスは壊され、テレビも無くなる
<syco訳>
８位 Poor Boy / Nick Drake (1971)
流れるようなジャズピアノがニックのボーカルの隙間を埋める感じ。
パンのために歌った事も無いし
隣人を助けた事も無い
お金を稼ぐために
人がするような事は、したためしが無い
僕は一文無し
おまけに宿無し
誰かの小銭を数えても
それは僕には関係の無い物
年だけは取っていく
どんなに寒い思いをしているか
知るものは誰もいない
どんなに膝を震わせているかも
見るものは誰もいない
僕の苦しい生活に
気を留めるものは誰もいない
そして僕が誰かの敷居をまたぐなら
もう誰も笑いかけてはくれない
(コーラス）
あぁ、なんて可哀相な子
とても気の毒だわ
あぁ、なんて可哀相な子
体は大丈夫なのかしら
今夜はどこで眠るのかしらと
毎日誰かがいうだろう
何処から来たのかも判らない
忘れられてしまった
何処で生まれたのかも
聞かれたことも無い
僕は一文無し
そして放浪者
僕の言うことは
日曜が月曜に変わることよりも
奇妙に聞こえるだろう
風がどんなに冷たいか
知るものは誰もいない
かかとが擦り切れる痛さを
感じるものは誰もいない
頭上に広がる空を
見るものは誰もいない
ずきずきする頭を
地面に伏せるものは誰もいない
(コーラス）
あぁ、なんて可哀相な子
将来が心配だわ
あぁ、なんて可哀相な子
結婚できるのかしら
あの子は格好は貧しいけど
君が花嫁衣裳を着れば
きっと結婚を承諾してくれる
風がどんなに冷たいか
知るものは誰もいない
かかとが擦り切れる痛さを
感じるものは誰もいない
頭上に広がる空を
見るものは誰もいない
ずきずきする頭を
地面に伏せるものは誰もいない
(コーラス）
あぁ、なんて可哀相な子
将来が心配だわ
あぁ、なんて可哀相な子
結婚できるのかしら
<syco訳>
７位 Dixie Chicken / Little Feat (1972)
ホンキートンク・ピアノがいいんだなぁー。 このイントロのリフが流れると、私はフラフラ踊りだす。
歌詞の訳は前のエントリーにあります↓↓
６位．Catapillar / the Cure (1984)
私の一番好きなキュアの曲はこの『毛虫少女』。 イントロのピアノが病んでいる感じでたまらないわー。 ロル・トルハーストは『愛しの猫ちゃん』でもいいピアノを叩いてるね。
チカチカチカチカ チカチカチカチカ
ここにいた
カタカタカタカタ カタカタカタカタ
毛虫少女
僕の空しい心に浸透して
埋めてくれる
あぁ、絶対行かないで
僕のレモン色の嘘に
ピンクの甘い粉を振り掛ける
僕が終るのは
君が変わる日
君が僕から飛び立つ日
チカチカ光って
君は奇麗
僕の頭の中で輝く
催眠を掛けられ
僕は陶酔する
君の輝き
僕に死に至らせるキスの輝き
<syco訳>
おまけの４コマ
いよいよ次回は最後の５曲！
