州を制覇せよ ⑨ 中西部 左下の方

先日ハイウェイ40号線を走っていたら、道路沿いの看板にウケた。 トランプとノースキャロライナの知事候補のマーク・ロビンソンのアップの写真にでかでかと「きしょい(CREEPS)」の一言。 SNSでも話題に→ https://www.reddit.com/r/gso/comments/1g0iqbp/trump_robinson_creeps_billboard/

マーク・ロビンソンは、オンラインのポルノサイトにコメントを入れまくっていた事実が暴かれた政治家だ。 ポルノに溺れるのも勝手だしそれを笑うのも勝手な国、アメリカ。 カマラはトランプを「ヒットラー、独裁者」、トランプはカマラを「マルキシスト、知的障がい者」などと罵りあい、エンタメとして楽しんでいたら投票日の次の日には国民の半分が悲劇となるのだ。 暴動が起こらないことを祈るばかり。

 

アーカンソー、オクラホマ、テキサス、ルイジアナは2021年、2022年に3度車で渡った。 ザ・イナカだった。 アーカンソーは水田地帯が広がっていて故郷を思い出したわ。 

 

 アーカンソー (アラバマも)

これはエドワード・シャープ&マグネティック・ゼロズの有名な曲だけど、Deyazのカバーが素晴らしいの。 こういう朴訥で魂のこもった歌声に弱いのよ。

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Home / Deyaz (2023)

アラバマ、アーカンソー、パパとママを愛してるけど
君への愛とは違うんだ
あぁ、どういったらいいんだ、君は目に入れても痛くない

こんなに好きになったことは今まで無い
君は僕の最愛の友、それを意味もなく叫びたい
もう何もいらないんだ

ほかほかで甘いパンプキンパイ
チョコレート・キャンディ、神様だって
君ほど僕を喜ばせるものはない

ふるさと、ふるさとに帰らせて
君といればいつでもふるさとだ
ふるさと、ふるさとに帰りたい
ふるさととは君がいる場所

公園まで追っていく
ジャングルを抜けて、暗闇を抜けて
あぁ、君のような子は初めてだ

堀、ボート、滝、路地、公衆電話......
色々なところへ一緒に行った

夏の夜、裸足で死ぬほど笑いこける
君といる時が一番楽しい

通りを君は自由気ままに走る、まるで僕らしかいないみたいに
あぁ、君を見ていると飽きない

ふるさと、ふるさとに帰らせて
君といればいつでもふるさとだ
ふるさと、ふるさとに帰らせて
ふるさととは君がいる場所

<syco訳>

 

 テキサス (オクラホマも)

テキサスやオクラホマでもカントリーミュージックにはいきませんよ。 未だに心はインディーキッズのわたくしですから。

スローイング・ミュージズはしばらく忘れていた。 ピクシーズとならんで、4ADからのアメリカの代表的なインディーバンドだった。 

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Dizzy / Throwing Muses (1989)

パロ・デュロ渓谷に沿って
レッド・リバーにたくさんの目
太陽の日差しで片眼をつぶり
私を撃つ

原油のように黒く輝く髪、
白ゆりのようにに輝く肌
彼が口に咥えたリードを吹くとじっとしていられない

あの過酷なテキサスの太陽のせいで
頭がクラクラ、クラクラ、クラクラする

今日は何日?と 私はそっと空に聞いた
今何時?"と彼は起き上がって私に聞いた

私は逃げ回る悪党が大好きなの
私はぐるぐる回され、頭から突き落とされる

何から逃げているのと、私は白人の男に聞いた
僕を追いかける奴らからさ、
一緒に逃げよう、君の黒い肌が必要だ
僕の車の横に座って、葉巻に火をつけてくれ
君に火をつけるよ

あの過酷なテキサスの太陽のせいで
頭がクラクラ、クラクラ、クラクラする
私は逃げ回る悪党が大好きなの
私はぐるぐる回され、頭から突き落とされる
そしてクラクラ、クラクラ、クラクラする
私の頭の中

私はオクラホマの最後のインディアンだと彼は言った
アメリカの中に溶けてしまうって
白い肌が赤い肌に、私の肌に溶けていく
2つの心臓がホテルの壁をドンドン叩く
君の黒い肌が必要だ
僕の車の横に座って、葉巻に火をつけてくれ
君に火をつけるよ

あの過酷なテキサスの太陽のせいで
頭がクラクラ、クラクラ、クラクラする

最後に見たオクラホマ
夕暮れに消えゆくガソリンスタンド
さよなら、父さん、私は希望の光を運ぶ
私のコマンチの光
犬は私を忘れない
足元の砂を夢見る
私は光を運ぶ

あの過酷なテキサスの太陽のせいで
頭がクラクラ、クラクラ、クラクラする
私は逃げ回る悪党が大好きなの
私はぐるぐる回され、頭から突き落とされる
そしてクラクラ、クラクラ、クラクラする
私の頭の中

<syco訳>

 

 ルイジアナ

ジャズやブルースやホンキートンクのルイジアナなのに、ブリティッシュ・レゲエを持ってくるひねくれ者が私。 だってUB40がはるばるイギリスから、ルイジアナの一黒人の冤罪のために歌っているのだもの。 これ選ぶしかしかないっしょ。 

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Tyler / UB40 (1980)

ルイジアナ州知事に上告する
返事が得られるかもしれないがそのプロセスは遅い
連邦政府には荷が重すぎる
もう5年になるが
彼は釈放されない

タイラーは有罪だ 白人裁判官にそう言われたのなら
そうじゃないという権利が我々にあるのか
タイラーは有罪だ 白人裁判官にそう言われたのなら
そうじゃないと言う権利が我々にあるのか

人種差別主義者の陪審員の圧の下、証言させられ
政府の弁護士たち、すべて茶番だ
白人の顔がずらりと並ぶ
冤罪だ
彼は殺人の濡れ衣を着せられた
奴らは彼を釈放しない

警察が銃を現場に仕掛けた
一致する弾丸はない
ハンドルに指紋もなく、証拠もない
しかしタイラーは有罪だ 白人裁判官はそう言った
奴ら慈悲を示さない
奴らは彼を釈放しない

タイラーは有罪だ 白人裁判官にそう言われたのなら
そうじゃないという権利が我々にあるのか
タイラーは有罪だ 白人裁判官にそう言われたのなら
そうじゃないと言う権利が我々にあるのか

ルイジアナ州知事に上告する
返事が得られるかもしれないがそのプロセスは遅い
連邦政府には荷が重すぎる
もう5年になるが
彼は釈放されない

タイラーは有罪だ 白人裁判官にそう言われたのなら
そうじゃないという権利が我々にあるのか
タイラーは有罪だ 白人裁判官にそう言われたのなら
そうじゃないと言う権利が我々にあるのか

<syco訳>

 

最後に私がロードトリップをしたときの写真をまとめたRout 66 のスライドビデオをまた貼るね。 アーカンソー、オクラホマ、テキサス、ニューメキシコを通った。

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