またゲイリー・ニューマンが近くのライブハウスに来た。 先回観たときから3年も経ったのね。 私もまだ元気に生きているという証に観に行ったわよ。
先回のライブを観てから80年代以降のゲイリー・ニューマンのアルバムも聴いてみたのよ。 ニューウェイビーなシンセポップからハードコアなインダストリアルまで、彼はソロのスタジオアルバムを23枚も出している。 中でも1982年の”I, assasin”がめちゃくちゃファンキーで凄いことを発見した。 残念ながら、ライブではこのアルバムからは一曲もやらなかった。 ダンスポップとも言えそうなこのアルバムは彼にとっては黒歴史かもしれないね。 アルバムを通して聞こえるフレットレスベースがたまらなく良いのだが。 もしやベースはミック・カーン?と思ったけど、ピノ・パラディーノという、別の有名なスタジオミュージシャンだった。 ミック・カーンはその前のアルバム”Dance”で参加していた。
ライブセットは先回に比べて、ますますインダストリアル色が濃くなった気がした。 暗く重く、音量は最大で、いつの間にか私のノリがヘッドバンギングになってたよ。
ギタリストとベーシストの双子のようなスキンヘッズが、ニューマンの両脇で悪魔のような動きをして魔界の扉を開き、ゴス中年を盛り上げていた。 ステージやメイクはゲイリー・ニューマンを含め完全にゴスなんだよね。 ゲイリー・ニューマンの音楽はゴスではないけど、演出の効いたステージパフォーマンスは楽しい。 Si-Fiミュージカルを作れそうって思った。

キーボード奏者もスキンで、髪がフサフサなのはゲイリーだけ。

唯一歌ってくれたチューブウェイ・アーミーの曲は”Down in the Parkでした。
2022年のアリーナライブ
Down in the Park / Tubeway Army (1979)
マッハマンとマシーンが出会う公園で
「計算による殺人」ゲームをする
「5」という友達と公園で
交通事故に遭った、それとも戦争だったのか?
しかし以前の自分ではないことは確かだ
「そこにいたよ」みたいな悪意のない嘘
ゾムゾムズにおいでよ、食事ができる
そこは一日で建てられたようだ
人間たちが逃げようとするのを見ることができる
ああ、見て、レイプマシンがある!
彼が目を逸らすなら、僕は外に出る
あれは目を疑うようなことをする
「死だ、死だ、死だ」という掛け声が
朝日が涙を流すまで響き渡る公園で
僕の友達と公園で
僕らは恋人でも、ロマンチストでもない。
僕らはあなたに仕えるためにここにいる。
顔は変わっても、言葉は変わらない…
<Syco訳>
この歌詞はゲイリー・ニューマンが10代の時に書いたSF小説が基になっているらしい。 小説も書けるなら、Si-Fiミュージカルを作ってほしいね。