Youtubeで「みのミュージック」の賛否両論シリーズをよく聴いている。 音楽好きの視聴者の皆さんから寄せられる質問にサクサク答えるという内容だ。 音楽オタク的質問が面白いし、ミノタウロスさんはお若いのに博識でフェアなところが好きだ。
その中で、「なぜミュージシャンは左翼が多いのか」という質問があって、ミノさんはそれを否定するかと思ったけど、そうですねー、って感じで否定はしなかった。
ミノさんはミュージシャンに限らずアートやクリエーティブな活動をしている人全般にについて回答していて、そういう人たちは経済的に不利な立場にいる人が多い、もう一つはアートやクリエイティブの世界は理想主義であってもいい、と。
でも私が思うに、右派のロックミュージシャンもたくさんいるんだよね。アメリカではカントリーミュージック界とかは共和党が多いと思うし。 ハードコアパンクの人たちもナショナリストとか白人至上主義が多いんじゃないかな。
メタルとかラップの歌詞は女性軽視が多いし、それからレゲトンのビデオを観ていてわかったんだけど、99%が服をあまり着ていないおねえちゃんがお尻を突き立てブルブル振動させて踊っている。 Perreo と言うダンスで意味はドギースタイル。見た通りセックスのシュミレーションなわけ。 それもバックスタイルで。 中南米にフェミニストはいないのかしらって思っちゃう。
それから宗教的に保守というなら、アメリカにはクリスチャンロックという大きな市場があって、始終キリスト様を讃えているし、ジャマイカのレゲエも偉大なるジャアよ、救いを与えてくれ、みたいなラスタ信仰の歌詞が半分を占めている。
でも私を含め多くの人が歌詞だけで曲を聴いているわけじゃない。 だってチャートに登るような曲の歌詞はアホみたいに単純なのが多いし、それでもヒットしているのは曲を総体的に聴いているからだよね。
昔、英国のキャメロン大統領がスミスのファンだと明かしたら、ジョニマに「キャメロン首相がスミスのファンであることを禁ずる」 とツイートされたというニュースには笑った。 トランプがホワイトストライプスの”Seven nation army”をキャンペーンで使ったら、ジャック・ホワイトに怒られたとか、政治家は音楽が必要でもミュージシャンは政治と距離を置きたいケースの方が多いかもしれない。
高市首相はヘビメタファンだって? ヘビメタファンは保守が多い説そのまんまじゃないの。
右翼とはニュアンスがちょっと違うけど、歌詞がちょっと愛国主義により過ぎていると思う曲。ケイト・ブッシュの 『あぁ、英国、獅子の心』、いい曲なんだけどね。
Oh England, My Lionheart / Kate Bush (1978)
あぁ、イギリス、私の獅子の心
あなたの庭の腕の中で、私は急速に褪せる
和らぐ兵士、戦争は終った
防空壕にはクローバーが茂る
パッと開かれた傘で埋まる通り
ロンドン橋にまた雨が降る
あぁ、イギリス、私の獅子の心
ケンジントン公園で、ピーター・パンが子供をさらう
流れるテムズの上で私にシェークスピアを読んでくれる
あの古い川の詩人は絶えることがない
心臓の鼓動がカラスを引き止め
塔が崩れ落ちるのを防ぐ
あぁ、イギリス、私の獅子の心
あぁ、イギリス、私の獅子の心
あぁ、イギリス、私の獅子の心
私は決して離れない
あぁ、イギリス、私の獅子の心
私の黒い戦闘機から、埋葬船へと落される
リンゴの花の下でキスをひとつお願い
願い事をひとつお願い、そしたら乾杯してあげる
果樹園で、イングリッシュローズの庭で
もしくは私を家に導くシェパード犬といっしょに
あぁ、イギリス、私の獅子の心
あぁ、イギリス、私の獅子の心
あぁ、イギリス、私の獅子の心
私は決して離れない
あぁ、イギリス、私の獅子の心
あぁ、イギリス、私の獅子の心
あぁ、イギリス、私の獅子の心
決して離れない
<Syco訳>
アメリカ側では愛国心炸裂している曲はJB! そう、ロッキー4の主題歌でもあったよね。正義のアメリカ、ロシアのボクサーを倒せ~!単純明快!
Living in America / James Brown (1985)
東海岸から西海岸まで続く超高速道路 どこでも行ける
大陸横断道路は車で溢れる、ただハンドルを握ればいい
気分はどうだい?
目的地が見当たらなけりゃ、行き過ぎたのかもしれない
そして、その途中で、自分が何者なのかに気づくかも
アメリカで生きる― 目と目が合う、スタンドからスタンドへ
アメリカで生きる― 手と手をつなぐ、国を横断
アメリカで生きる ― 祝う時が来た
魂を揺さぶれ
煙突、ファットバック、
何マイルも続く線路
ラジオは夜通し
お前のロックンロール魂に響き
ブラックコーヒーと硬いパン
深夜のダイナはお前を眠らせない
ギリギリの道を歩かざるを得ないかも
強硬な道を進むかも
でもみんな頑張って働いている
アメリカで生きる― 目と目が合う、スタンドからスタンドへ
アメリカで生きる― 手と手をつなぐ、国を横断
アメリカで生きる ― 祝う時が来た
アメリカで生きている、手を貸してくれ
でも、俺はアメリカで生きている
ちょっと待て
約束の地を探していないとしても
どこか見つかるさ
数々の馴染のある町
ニューオーリンズ
デトロイトシティ、ダラス
ピッツバーグP.A.、
ニューヨークシティ
カンザスシティ
アトランタ、シカゴ、ロサンゼルス
アメリカで生きる- Hit me
アメリカで生きる- Yeah
出たり入ったり
アメリカで生きる
俺はアメリカで生きている - 州を越えて
準備はいいか、Yeah
俺はアメリカで生きている - そうだろ、
その意味を俺はわかっている
アメリカで生きる- エディ・マーフィ、うらやましいだろ
アメリカで生きる― 目と目が合う、スタンドからスタンドへ
アメリカで生きる - 素晴らしい、ありのままの姿で
アメリカで生きる- 気分は最高!
<Syco訳>