独裁者オレンジが第三世界諸国からの移民受け入れを無期限で停止することを発表した。 先週の水曜日にワシントンDCで二人の州兵がアフガニスタン移民に襲撃された二日後の発言だ。 ひとりの頭のおかしな人物の犯罪で何十万人もの移民や移民申請者が罰される。
いちばん間違っているのは「第三世界諸国」という区切りだ。 経済的に発展していない国に住んでいる人間は来るな、そういう国から来る人間は質が悪い、という完全な人種差別だ。
どの国を第三世界諸国とするのか明確な定義はされていない。 ただ裸の王様が「州兵が殺された、許さん! 犯人はアフガン? やっぱ途上国の人間は入れちゃいかん!」、とおそらく30秒ぐらいで決断したのだと思う。 こんなバカ殿に振り回される私たち。
そもそも殺害された州兵は、オレンジがDCの犯罪を一掃するんじゃーといって、他州から招集された兵士だ。 実際はDCの犯罪率は年々低下しているからその必要性は全くない。 そして、犯人も西海岸のワシントン州からわざわざ州兵を殺害しにやって来ていて、これはオレンジがDCに州兵をいれたからこそ起こった事件だと言える。 暴力を生み出しているのはオマエじゃねーか。
オレンジが軍を私物化するのを阻止しようと、6人の議員が「アメリカの軍人たちよ、憲法に違反する命令は従う必要はない」とビデオで訴えかけた。 それを見てオレンジはキレて「これは反乱を扇動している、この議員たちは死刑にするべきだ!」とSNSに投稿した。
いとも簡単に「死刑!」という言葉を口にできる奴がこの国のトップだ。 こいつにとって他人の命なんて全く意味がない。 すでにベネズエラ沖の船を襲撃して無差別に80人も殺しているんだからな。 何の証拠も無しに麻薬の密輸だと決めつけて証人を残さないためにも、船を丸ごと破壊する。 今はベネズエラの漁師は襲撃が怖くて沖に出れないという。 オレンジは彼らを麻薬テロリストと呼んでいるが、どちらがテロリストかは一目瞭然だ。
現在第三世界と言える国のほとんどが旧植民地から独立した国々だ。 言い換えれば西欧諸国の暴力の被害を引きずっている国だ。 搾取するだけ搾取しておいて、救いを求められるとお前らみたいな貧乏人は来るな、って何だよ。
ジミー・クリフが11月24日に亡くなった。 土臭いルート・レゲエを好んでいた私は、ジミー・クリフはクリーンなイメージで、そんなに聴かなかったんだけど、再び聴いてみて、彼の曲はレゲエというジャンルを超えて万民に響くレベルだと感じた。 R.I.P.
彼の主演映画『ハーダー・ゼイ・カム』はジャマイカがイギリスから独立してまだ10年足らずで作られたんだね。 Youtubeで映画の全編が観れる。 舞台は半世紀以上も前のジャマイカなのに、風景は今とあまり変わっていないような気がした。
世界は少しも平等になっていないんじゃないか。
The Harder They Come / Jimmy Cliff (1972)
雲の上にはパイがあるという
天国で俺を待っているという
でも、生まれた日から死ぬまでは
俺の叫びさえ聞こえないみたいだ
だから、太陽が輝きが確かなように
今、俺の分け前は頂くさ
そして、奴らが勢いをつければつけるほど
奴らはより激しく落ちていく、一人残らず
そして、奴らが勢いをつければつけるほど
奴らはより激しく落ちていく、一人残らず
支配者たちは俺を抑え込もうとしている
俺を地下に追いやろうとしている
そして、戦いに勝ったと思っている
俺は言うんだ。
「主よ、彼らを許したまえ、彼らは過ちをわかっていないのだから」
だから、太陽が輝きが確かなように
今、俺の分け前は頂くさ
そして、奴らが勢いをつければつけるほど
奴らはより激しく落ちていく、一人残らず
そして、奴らが勢いをつければつけるほど
奴らはより激しく落ちていく、一人残らず
そして俺は手に入れるまで戦い続ける
死んでしまえばおしまいだと分かっているけど
でも操り人形や奴隷として生きるよりは
墓に入って自由になる方がましだ
だから、太陽が輝きが確かなように
今、俺の分け前は頂くさ
そして、奴らが勢いをつければつけるほど
奴らはより激しく落ちていく、一人残らず
そして、奴らが勢いをつければつけるほど
奴らはより激しく落ちていく、一人残らず
そうだよ、奴らが勢いをつければつけるほど
奴らはより激しく落ちていく、一人残らず
俺が今言いたいのは、俺が今言いたいのは
ああ
俺が今言いたいのは、もう一度言うが
そして、奴らが勢いをつければつけるほど
奴らはより激しく落ちていく、一人残らず
<Syco訳>