スピーク・イングリッシュ!!

アメリカの大手ファストフードのチェーン店「タコベル」のドライブスルーで、英語で注文したところ、ここは英語での注文は受け付けない、英語で注文するなら他の店舗に言ってくれと、スペイン語で返された。 この店員は相手の英語を理解しているくせに、わざと全部スペイン語で返答しているから、かなりたち悪い。 この対応の一部始終がyoutubeにアップロードされ話題となり、この店員は解雇処分をされたらしい。

 

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この事件が起きたフロリダのHialeahという町はなんと人口の95%がラテン系を占めるというのだから、スペイン語がふつーに話されてる。 しかしUSAの公用語は英語なんだし、英語で注文するなとは、実に横柄な態度だ。 

 

でも、アメリカでしどろもどろの英語や外国語を話したりすると、「スピーク・イングリッシュ!」とかまされることがある。 ちょっとでも発音が違って私が何を言っているのかわかんないと、すぐ「そんなものは店においてません。」とばっさり切られる。

私はLの次に子音が続く単語の発音が超苦手。 手芸店で、「フェルト(Felt) ありませんか。」、「ないです。」、園芸店で「球根(Bulb)ありませんか。」、「ないです。」、と間髪も入れずに返される。

無い分けないだろ、このクソやろーっ。

 

それに比べ、日本人はなんて謙虚なんだろ。 外国人が来店すると、一生懸命英語で対応してあげようとする。 外国人=ニホンゴワーカリマセーンっていう先入観に基づいているんだろうけど、日本に居るんだから日本語話せっていう傲慢さは一切無い。

外国人がコンビニでお寿司を買うと、ほとんどの場合、お箸じゃなくフォークをつけてくれるらしい。 これはありがた迷惑だという、外国人が言っていたけど、それが日本人の気遣いなんだよ。

 

関係ないけど、アメリカ育ちの私の娘が、日本のコンビニで、タンポンを買ったら、わざわざ茶袋に入れてくれることに腹を立てていた。

生理中って恥ずかしいことなの? 女性差別じゃないの?って。

そうじゃないよ、それも日本の奥ゆかしさだぜ、娘よ。