2020-01-01から1年間の記事一覧

ゲイジュツの秋 プレイリスト ② 芸術家編

( 日本に行ってる間に秋が終わってしまったわ。 でも日本に行く前に書き始めたので、せっかくだから書き終えた。) 画家についてのうたもけっこうあるよね、その中で私の好きな曲を三つほど。 まずは、たびたび登場、我らのジョナサン・リッチマンの「パブ…

コロナ禍で日本に行って娘に仕返しされた話

コロナ禍で日本に行ってきた。 冬休みが一ヶ月以上もある中、とってもにアメリカには居られないって思ったから。 みんな自粛してんだぞ、我慢しろって思われても仕方ないけど、実家の母も会いたいと言ってくれたし、鬱々とした気持ちで一人でこの時期を過ご…

ゲイジュツの秋 プレイリスト

秋も深まり…てか終りかけてるけど、芸術の秋をテーマに曲を集めてみた。 音楽も絵画も大好き。 もちろん鑑賞する側ね。 旅行先では必ず美術館で終日を過ごす。 中世の宗教画でも現代のコンセプトアートでも、なんでも楽しい。 解説を読むのも好きだし、ぼー…

ボウイで3曲選ぶなら

ボウイーをリアルタイムで聞き始めたのは「ロジャー」から。 中三の時だった。 sycob.hatenablog.com 次の「スケアリー・モンスター」を発売と同時に買って、あの奇妙なボウイワールドにどっぷりハマった。 それなのに、次の「レッツ・ダンス」「トゥナイト…

私の年間ベストアルバム 1993年 Bedbugs カナダのメロディメーカー

私の住んでいたデトロイトは川を挟んで向こう側はカナダの街ウィンザーだ。 お昼においしい中華を食べにとか、ストリップを見に(カナダは規制がアメリカより緩くて、アメリカよりも見せてくれる)とか、20歳の誕生日にバーに酒を飲みに行くとか(アメリカは…

It's All Over Now Baby Red 全て終わったな、サイコパス

最後まで負け犬は吠えていて、この先も吠えるみたいだけど、とりあえず梅田さんが次期大統領に決まり。 それでも、サイコパスに投票した奴がこの国に7千万人いるって事実がもの凄く怖いんだけど。人口3億3千万でそのうち18歳以上の有権者が75%だ。 …

犬を飼うべきか "Baby dog", "Just a dog"

クロはとってもいい猫だった。 ネズミも獲ってくれたし、いっしょに寝てくれたし、家に帰るといつも迎えに出てくれたし、いたずらもしなかったし、17年間死ぬ直前まで元気でいてくれたし、死ぬ時も一人で静かに死のうとしたし、クロよりもいい猫には会えない…

ニック・ドレイク 「Five Leaves Left」 気持ちが沈んだ時に

気持ちがかなり消沈しているとき聞くアルバムは何か。 スミスだったり、レディオ・ヘッドだった時もあったけど、今、聞いていたいのはニック・ドレイクのデビューアルバム、"Five Leaves Left"だ。 彼の繊細なアコギのサウンドと、バックの弦楽器と、静かな…

やっぱりライブが元気をくれる Jack White on SNL

アメリカで40年以上も続いている土曜日の夜のコントのコメディショー、「サタディ・ナイト・ライブ」。 毎週NYのスタジオから生中継でやってます。 しばらくコロナの影響で、ズームでそれぞれのコメディアンが自宅でコントをしてたけど、先週から番組がスタ…

Epitaph for Kuro

Epitaph / Badly Drawn Boy (2000) どうか逝かないでまだ必要なんだ永遠に生きて欲しいのになぜとは聞かないで ただ僕のために精一杯 頑張ると約束してもうこれ以上何も望まないから新しい命が戸口からやってくるゆりかごは揺れて落ちる果実がたわわとなるよ…

All Dead, All Dead

クロが死んだ。 正確には安楽死させた。 17年生きたメス猫だった。 つい先週の木曜まで、普通に食べて散歩して膝の上に上ってきて一緒に寝ていたのに、金曜日の夜に、呼んでも外から帰ってこなかった。 こんなことは珍しい。 とうとうコヨーテにやられたかな…

シャーデンフロイデで何が悪いか

日本に住んでいれば、トランプの政策は、株に影響するとか、反中もっとやれとか、その程度にしか感じないかもしれない。 でも、アメリカに住んでいると、恐怖と失望の毎日だ。 トランプはどこから見てもサイコパス。 あの行動はサイコパスの診断表と100%…

Fantastic Day ☺

わっはっはー、 トランプがコロナにかかったってさ。 マスクの不要さを主張し続けたトランプ。 アメリカではコロナで20万人死んでいるんですよ、ってリポーターが言ったら、「それが現実なら仕方ないね」っとさらっと流し、自分のキャンペーンには屋内に数千…

おうちで世界一周 最終回 Kingston Town, Trenchtown Rock, Funky Kingston

とうとう、この国の大統領は次の選挙で自分が当選しなければ、その選挙の結果は無効だと発言したよ!! マジで独裁者になっちゃった。 どうする、世界? ホロコーストがアメリカで始まっちゃうよ。 去年ジャマイカに行こうと思ったけれどハプニングがあって…

おうちで世界一周 ⑫ Welcome to Tijuana, The Fog of Trujillo, Trains to Brazil, Boy from Ipanema

コロナ禍で大統領選挙が迫る中、リベラルと保守がもはや市民戦争みたいに路上で拳銃や火炎瓶を持って騒いでいるのでまだまだアメリカには戻れない。 南米は怖いって印象があるけれど、USAとあんまり変わんないんじゃないか? 地続きなのに私は行ったことがな…

おうちで世界一周 ⑪ ” Australia”,”Dreaming",”Street of Your Town"

しばらく低迷してましたが、南アフリカから、南半球のオーストラリアへ! 正直、現実ではオーストラリアは多分死ぬまで行かないだろうと思う。 え? なんで行きたくないの? それはね、国全体がアメリカのカリフォルニア州みたいなところだと思うんだよ。 コ…

おうちで世界一周 ⑩ "Soweto", "Marimba Jive", "Bongo Bong"

アフリカ!! 動物園の動物が放し飼いになっているところ。 キリマンジャロ登りたーい、バオバブの木を見てみたーい。 アフリカというと、『真夏のソウェト』という題名がふと私の頭に浮かんだ。 80年代の誰の曲だっけ? ドラえもんに助けてー。 ドラえもん…

おうちで世界一周 ⑨ Shirin and Fahrad, Night Boat to Cairo

この旅行の旅先では本場の音楽は体験しないよ。 英語圏のミュージシャンが異国を想像した風景が展開するだけ。 フランスの日曜画家のアンリ・ルソーが描くジャングルのような、リアリティよりも、夢や憧れの世界。 だからより楽しいのかも!? それでは、再…

おうちで世界一周 ⑧ "Shanghai", Shanghai Noodle Factory", "China Blue"

ヨーロッパの後はアジアに行こう。 地球の中心、中国は是非行かなくちゃ。いろいろな問題は抱えているけれど、食べ物は美味しいし、歴史はめっちゃ古い。 まずはエド・ハーコートの「上海に引っ越そう!」 から。 Shanghai / Ed Harcourt (2001) 一緒に引…

おうちで世界一周 ⑦ "Welcome to Prague", "Wonderlust King", "Istanbul"

まだ、世界を周ってます。 コロナが終わらないと妄想の旅も終わらないよ。 東ヨーロッパに行ってみよう。 私にとって東欧と言えばジプシー文化。 パンク、ヒップホップ、民族音楽がごちゃ混ぜのジプシービートにハマった時期があった。 最初はチェコのヒップ…

おうちで世界一周 ⑥ "Holidays in the Sun", "Checkpoint Charlie", "Strasbourg"

ドイツのメルヘン街道を旅行したい! 古城巡りをした~い! し、か、し、ロック・ソングで行く旅は、アナーキーになっちゃいます。 みんなこぞってベルリンを目指します! どうして!? その理由は、ジョニー・ロットンが答えてくれる。 Holisday in the Sun…

おうちで世界一周 ⑤ "Vincent Van Gogh", "Lost Weekend","Holland, 1945"

オランダに行こう。 小さい国だけど、ゴッホ、フェルメール、レンブラントがぎっしり詰まってて、アムステルダムは誰もが自転車に乗り、セックスもドラッグも規則正しく解放されている街。 また出てきたよ、ジョナサン・リッチマーン。 ジョナサンの画家シリ…

おうちで世界一周 ④ "Daniel", "Conquest", "Mr Raffles"

♬トランプが マスクした くーろいくーろいくーろいくーろいマスクした コンコンコンコンクシャン♪ (童謡「コンコンコンコンクシャンのうた」) 大統領がマスクを着けたぐらいで、大ニュースになるアメリカです…、4か月おせーんだよ、アホ! コロナが猛威を…

おうちで世界一周 ③ "Paris", "I'm Throwing My Arms Around Paris","Give Paris one More Chance"

次はユーロスターに乗ってパリに行こう。 今は、ロンドン、パリ間はたったの2時間半だってね。 30年前に私が行った時は、電車とフェリーとそしてまた電車で二日かかったような気がする。 ビュンビュン走るユーロスターで聞くのはこの曲ね、フレンドリー・フ…

おうちで世界一周 ② "the Trouble", "Gaelic Ska", "Whiskey in the Jar"

ヨーロッパ大陸に渡ろうと思ったけど、おっと、アイルランドを忘れてたわ。 妄想の旅は気ままなの。スナフキンのように風の吹くまま移動するのさ…。 私はアイルランドには行ったことがない。 イメージとしては、パブに入るとグラスを片手にみんな陽気に歌っ…

おうちで世界一周 ① ”Mull of Kintyre", "Wuthering Heights", "LDN"

コロナで日本に行けないし、EU諸国もアメリカからの入国禁止だし、アメリカ国内でさえも州の移動を控えろって、やっぱり今年の夏は家にいるしかないのかしら。 こうなったらおうちで音楽聞いて、無理やり旅行気分に浸ろう。 まずはスコットランドにLet's Go…

日本の歌 "Japan is An Island", "Life in Tokyo", "Across the Sea"

やったぁ。 とうとうノースキャロライナも公共の場ではマスクの装着がきまりになったよ。 ノースキャロライナは共和党(保守)の支持者が多い州けど、知事は民主党(リベラル)だから、南部では珍しくマスク令が通ったよ。 感染者が再び急増して、一日の新規…

Black Music Matters (to Me)

コロナが全く収束しない中、アメリカではマスクをしてない人をかなり見るんだよね。 アメリカはマスクする派、しない派に分かれていて、それは感染の心配をしているかどうかで別れているのじゃなく、政権の党派で別れている。 トランプ支持者はマスクをしな…

信じられないセンサーシップ ②

「Black Lives Matter」が過熱して、アメリカのあちこちで南北戦争の南部軍の英雄の銅像が撤退させられたりしてるけど、今朝のニュースでオレゴンではアメリカの初代大統領ジョージワシントンの銅像まで引きずり降ろさたって聞いてびっくりした。 ワシントン…

信じられないセンサーシップ ①

アメリカでは「Black Lives Matter」運動が過熱し、昔の名作映画「風と共に去りぬ」がストリーミングのサービスから削除されたりしている。 この映画はずいぶん昔に見たけど、感受性が高くて美しい女性、スカーレット・オハラの人物像が印象的で、問題となっ…