オランダに行こう。 小さい国だけど、ゴッホ、フェルメール、レンブラントがぎっしり詰まってて、アムステルダムは誰もが自転車に乗り、セックスもドラッグも規則正しく解放されている街。
また出てきたよ、ジョナサン・リッチマーン。 ジョナサンの画家シリーズの一曲。 パブロ・ピカソ、ダリ、フェルメールの歌もあるよね。
Vincent Van Gogh / Jonathan Richman (1985)
ビンセント・ヴァン・ゴッホという画家を聞いたことがあるかい?
とても色を愛してそれを絵に託した人だよ
さてこの美術館で何が見れる?
神業のフェルメール以来の最強の画家さ
彼は人生を愛して、愛して、止まなかった
ほかの画家よりも二倍も色を使って
激しくて、その激しさは世界が理解しなきゃいけないぐらい
色を愛してそれを絵に託した
そうさ、アムステルダムの美術館で、僕は気分が落ち込んだ
悲しくならないように努力した
その展示室にうそ偽りがないのを感じた
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホがすぐそばにいるような気がした
そして彼は人生を愛して、愛して、止まなかった
彼の絵には画家が普段隠すものが描かれていた
彼は人生を愛して止まなかったことを世界中が分かるべきだった
色を愛してそれを絵に託した
オーケー、ビンセント・ヴァン・ゴッホについてどう思う、エリー?
「とても色を愛してそれを絵に託した」
オーケー、マイケル、美術館で、何が見られる?
「フェルメール以来の最強の画家の絵」
彼は人生を心から愛して止まなかった
他の画家が始めた時点でゴッホはもう次に向かっていた
彼が人生を愛して止まなかったことを世界中が分かるべきだった
色を愛してそれを絵に託した
オーライ、ビンセント・ヴァン・ゴッホについて聞いたことがあるだろう?
色を愛してそれを絵に託した人
さてこの美術館で何が見れる?
神業のフェルメール以来の最強の画家
彼は人生に情熱をもって愛して止まなかった
彼の絵は、当時の人々がしないことを語っていた
彼が人生を愛して止まなかったことを世界中が分かるべきだった
この画家は人生を愛してたんだよ、みんな、そしてそれを絵に託した
ビンセント・ヴァン・ゴッホ、誰のことを歌っているかって
ビンセント・ヴァン・ゴッホだよ
<syco訳>
私もゴッホ美術館で悲しくなったよ。 最後の部屋は暗くて、あの死を象徴するカラスの絵で終わるんだもの。 生きている間は二枚しか絵が売れなかった画家。
次は、文学青年ロイド・コールのアムステルダムのうた
Lost Weekend / LLoyd Cole and the Commotions (1985)
アムステルダムのホテルでの失われた週末
一つの部屋で二人とも肺炎にかかる
そして何がひどかったって、その薬の値段さ
今となっては君には笑いごとかな?
僕も一緒に笑っていいかい?
今朝僕は深くて落ち着かない眠りから目が覚めた
吸い殻や服が散らかるこの寂しい部屋で
僕は君へのラブソングのタトゥーを手のひらに入れる
イエス・キリストが僕の手を取った時、それは僕から消えて行った
わかるだろ、僕は口から出まかせは言わない
僕を捨てたら、いとも簡単に粉々に砕ける
僕は高慢ちきなキング・ビーで
自分の心を染みのようにあからさまに見せ
僕の目的は君をタブーにすること
市場で僕らは会えるかな
僕は楽しんでいた?、君は僕の膝に擦り傷を作ったかな?
わかるだろ、僕は口から出まかせは言わない
僕を捨てたら、粉々に砕ける
そうさ、いとも簡単に
他の誰も非難できない
僕は泣きたいほど恥を知り項垂れる
他の誰も非難できない
この愛しい自分以外は誰も
アムステルダムのホテルの失われた週末
24年たった後涙で終わる
何が酷かったって、その薬の値段さ
今となっては君には笑いごとかな
僕も一緒に笑っていいかな?
僕は高慢ちきなキングビーで
灰で溢れた心をさらし、すり傷だらけの膝で
そして僕の一曲のラブソングは手のひらのタトゥー
君が僕の手を取った時、君が僕に書いたんだ
わかるだろ、僕は口から出まかせは言わない
僕を捨てたら、僕は簡単に粉々に砕ける
いとも簡単に
いとも簡単に
<syco訳>
訳したけど、意味があんまり分かんなかった。 でもこの曲はめちゃ好き。 ロイドコールの歌い方と声が大好きで、彼の歌の下手さを忘れてしまう!
次は第二次世界大戦が終わった年のオランダにタイムトラベル....。
Holland, 1945 / Neutral Milk Hotel (1998)
2.1.2.3.4
僕が唯一愛した女の子は
瞳にバラを抱えて生まれた子
でもその子は生きたまま埋められた
1945年のある夜に
傍にいたのは彼女の姉だけ
そしてそれからわずか数週間後に
銃弾が全ての人の頭上に降った
今、彼女はスペインの少年に生まれ変わった
太陽の周りに炎の輪を描いて
ピアノを弾いている
僕は夢が叶ったと歌おう
でも今僕らはかつて愛した人生の
すべての欠片を集めなければいけない
ただ今日をどうにか
生きてくために
そして今僕らは、白衣をまとった褐色のブラザーと
いっしょにサーカスの輪に乗って転がる
生きてるっていいことだと言いながら
でも今彼は炎を放つ彗星に乗る
そしてもう戻らないだろう
星から見る地球はより綺麗だ
そうだよ、君の頭上の遥か上で
その輪が閃光を放ち弾丸が飛ぶことで
彼は君を悲しませようとしたわけじゃない
君の心を囲むの空洞の輪
世界はひたすら叫び、バラバラになる
でも今僕らはかつて愛した人生の
すべての欠片を集めなければいけない
ただ今日をどうにか
生きてくために
そしてここが君のお母さんが眠る場所
そしてここが君の兄弟が生まれた部屋
前に彼らが寝がえりをうっていた布団の上に
凹みが出来ているけど、もう彼らは動かない
僕は悲しくなる、だって世界は
彼らの顔にたくさんハエがとまっているのを
見るほうを選ぶから
僕はただ、彼らの瞳の中に白いバラを抱き続けることを望んでいるのに
<syco訳>
この曲はアンネ・フランクについて歌ってるってことは結構有名だよね。
最後に、3年前に訪ねたアムステルダムの写真をスライドショーに編集してみた。 エルビス・コステロの「New Amsterdam」をBGMに使わせてもらった。 "New Amsterdam" とはオランダではなく、ニューヨークの旧名なんだけど、映像に合っていると思う。
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私の利用した安宿の隣はポルノショップで向かいはコーヒーショップでした。 コーヒーショップと言っても、コーヒーを出すお店ではありません、念のため。