人権が守られるのは当たり前だと思っていた。 でも人権が完全に保証されている国は西ヨーロッパとカナダ、アメリカ、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドぐらいだ。 広大はロシアや中国の人権指数は0.2(分母は1)だし、世界では人権が保障されていない人の方が圧倒的に多い。
人権地図 (下をクリック)。これによると、財産権、移動の自由、宗教、表現の自由、団結の自由が人としての権利らしい。
Human rights index - Our World in Data
アメリカでは不法移民だとしても適正な手続き無しで刑務所に送ることはできないと憲法で保障されているのに、今のこの国ではその人権が侵され、次々と移民が拉致されている。
先日ウィスコンシンの裁判官が不法移民をかばって業務執行妨害でFBIに逮捕された。 その前にはニューメキシコの元裁判官が、ベネズエラのギャング・メンバーと疑いをかけられている不法移民を自宅に匿ったことで逮捕されている。
ついに人権を保護しようとする人々の人権まで魔の手が伸びている。このままじゃもうすぐこの国も人権指数が爆下がりするよな。
そんな独裁政権国家が、カナダを51番目の州にしたい、なんて言っているんだからね。 社会保障が充実しているカナダ人にとっちゃ悪い冗談だ。 逆にアメリカのエリート層のカナダへの移住が始まっている。 政府の研究所の閉鎖や大学の研究所への助成金が打ち切られているからだ。 「26世紀青年」というアメリカ国民がバカばっかりになるという2006年のコメディ映画があったけど、まさにその道を辿ってる。
カナダの新しい首相が決まったね。 反トランプ派のリベラルで、絶対にアメリカの51番目の州なんかにはならない、と宣言した。がんばれ、カナダ! 私は応援するよ。 だってカナダ人はいい人ばっかりだし、いいロックバンドもたくさん出しているし。
カナダのシンプルでメロディアスなロックバンドが好き。 カナディアン・ロック英国ロックのメロディの良さと、アメリカのロケンロールのビートがほどよくブレンドされてる感じがする。
ということで、大好きなカナダからの曲をいくつか挙げてみる。
まずKiwi Jr.(キーウィ・ジュニア)というバンド。 日本人のおばちゃんが憧れる「赤毛のアン」のプリンスエドワード島出身のバンドだ。 こういうちょっとエモいTwee系に私は弱いの。 カナダにはこういうバンドが多いかも。
Tyler / Kiwi Jr. (2021)
僕のアパートの前に人だかりができている
なぜなら奴らは僕の過去を知っているから
そして僕らの家賃にも目を付けている
だから僕ははっきりさせなきゃいけない
君と大家の両方に
もちろんこの交渉は正気じゃない
そして僕はまだ過去の恨みをかき消せない
手を貸してよ、タイラー、
僕は芝生の上の色褪せたコミックの間に挟まって動けない
自分でどうにかできるとは思うけど
でも、時には干渉してくれてもいいんだよ
もう少しここにいてくれと頼んだのに
君は「卑怯者とでも呼べばいい」と答えた
僕は楽屋で崩れ落ちているのに
君はトリのバンドの酒を半分も飲み干してる
バンドはキャンセルされたから
すぐに仕返される心配はない
きみはマイクロソフトで働き
僕は寝室の壁紙を剥がす作業をしてる
調べろよ、タイラー、そのページには載っていない
親の世代の人気俳優みたいにさ
あぁ、俺は一人でやっていけるさ
でも時には干渉してくれてもいいんだよ
埋めてくれよ、タイラー、どうでもいいからさ
リチャード王の遺体は駐車場から掘り起こされたし
僕は一人でもやっていけるよ
でも時には干渉してくれてもいいんだよ
売ったものは買い戻せないこともあるんだよ
<syco訳>
このトーキョー・ポリス・クラブというバンド名は、オンラインの名前生成アプリでランダムに拾ったらしい。 日本好きとかいうわけじゃないのね。 音はよくあるインディバンドかもしれないけれど、声質に惹かれるってあるよね。 ボーカルのシャウトする時の声がツボ。
Wait Up (Boots of danger ) / Tokyo Police Club (2010)
僕は君の味方だけど
いつ君が味方でなくなるかは分からない
君は靴下を履かずに靴を履くことはないし
僕に何も言ってくれない
僕は君を応援するよ
でもしばらくの間だけ
君は自分の言葉で話さないし
砂上の楼閣に看板を立てている
だから待って
もうナーバスにならなくていいよ
だから待って
もうナーバスにならなくていいよ
僕に何を言ってほしかったの?
ねえ
僕に何をしてほしかったの?
僕に何を言ってほしかったの?
線をはみ出さないで
紙コップでキャッチしなきゃ
いつ運が変わるかわからないから
君が好きなもの全部を
僕は君の味方だ
だから、友達に僕を紹介してよ
音楽や照明やそのほかいろんなものと一緒に
だから待って
もうナーバスにならなくていいよ
だから待って
もうナーバスにならなくていいよ
僕に何を言ってほしかったの?
ねえ
僕に何をしてほしかったの?
僕に何を言ってほしかったの?
週末だけ
テレビ画面の中だけ
いつも女友だちといて
いつもおしゃべりをして
失われた時間を取り戻す
僕と一緒に
だから待って
もうナーバスにならなくていいよ
だから待って
もうナーバスにならなくていいよ
僕に何を言ってほしかったの?
ねえ
僕に何をしてほしかったの?
僕に何を言ってほしかったの?
<syco訳>
ピーナッツのアニメは誰かが勝手にシンクロさせたと思うんだけど、歌詞に合っていて泣けるわ。 初めて、ドラムンベースが良いなって感じた曲。
Don't Haunt This Place / Rural Alberta Advantage (2008)
心にまとわりつかないで
この場所に姿を残さないで
君の心臓が不規則に鼓動する
アパートの西側は暗くて寂しく、
アパートの西側は
ぽっかり穴が開いた心がふたつ
君の鍵がいつもの場所にある
もう一ヶ月も毎日ずっとそのまま
それは切なくておかしい
もう一度やろうよ
少し時間を置いて、
10年後とか
今君が必要だ
そのあとも君を放したくない
こんな気持ちは二度としたくない
思い出が全て消えるまで
痛む思いで部屋を壁で遮った
もう二度と君に会いたくない
こんな気持ちを二度としたくない
夜の落とし穴の
鍵を全部開ける
君が残した何かを僕が見つけるまで
そして僕らが決して手に入れられなかったものも
そして僕らが取り戻したいものも
それがとっても欲しいから
それがとっても欲しいから
そして僕らは夜中に震える
やっぱり必要だったことを知って
それがとっても欲しくなって
君をとっても欲しくなって
心にまとわりつかないで
この場所に姿を残さないで
君の心臓の音が不規則に鼓動する
アパートの西側は暗くて寂しく、
アパートの西側は
ぽっかり穴が開いた心がふたつ
傷つけたかった
裏切りたかった
君を傷つけるなんて僕らしくないのに
辛くて楽しかったもう一度やりたい
少し時間を置いて10年後にもう一度
僕らが決してやらなかったこと
そして、僕らがまたやりたいこと
だって、それをとっても求めているから
ほんとうに欲しいから
そして僕らは夜中に震える
やっぱり必要だったことを知って
それがとっても欲しくなったから
君をとっても欲しくなっから
心にまとわりつかないで
この場所に姿を残さないで
君の心臓が不規則に鼓動する
アパートの西側は暗くて寂しく、
アパートの西側はぽっかり穴が開いた心がふたつ
やってもいいことだよね、
OKしてくれるよね
もう一度君に会いたい
辛くっておろかなことだけど、もう一度やりたい
少し時間を置いて10年度にもう一度
<syco訳>
これを聞いた時、キュアかと思ったわ。 バンクーバーのパワーポップバンド。 「ばんそうこう」を貼る時はこの歌が脳内に再生する。
Bandages / Hot Hot Hear (2002)
このばんそうこうは擦り傷に貼るだけでなく
過去の過ちや後悔の傷跡や痣も隠す
君がまた通りをぶらついていることを願っていた
汚い蛇口から滴る水をすすってよろめいていた
君に内緒で作った藁人形に針をさしていた
このばんそうこうは素性も隠す
ひどい決断をしてしまい震えていた
走って走って、頭がぐるぐるまわる、ぐるぐる、ぐるぐる、ぐるぐる、ぐるぐる
君からもらったばんそうこう、僕の腕や足に
ばんそうこう、ばんそうこう、ばんそうこう
君からもらったばんそうこう、足や腕や全身に
ばんそうこう、ばんそうこう、ばんそうこう
君からもらったばんそうこう、僕の腕や足に
ばんそうこう、ばんそうこう、ばんそうこう
君がまた通りをぶらついていることを願っていた
汚い蛇口から滴る水をすすってよろめいていた
君に内緒で作った藁人形に針をさしていた
藁人形は君だ、さて呪いはかかるのか
ひどい決断をしてしまい震えていた
ひとりでぼんやりと酒を飲み続けていた
走って走って、頭がぐるぐるまわる、ぐるぐる、ぐるぐる、ぐるぐる、ぐるぐる…
君からもらったばんそうこう、僕の腕や足に
ばんそうこう、ばんそうこう、ばんそうこう
君からもらったばんそうこう、足や腕や全身に
ばんそうこう、ばんそうこう、ばんそうこう
心配しないで、もう心配しないで、今はもう大丈夫だから
心配しないで、もう心配しないで、今はもう大丈夫だから
心配しないで、もう心配しないで、今はもう大丈夫だから
心配しないで、もう心配しないで、だってすべてが良い方に向かうから
いい方に、いい方に、いい方に、いい方に…
君からもらったばんそうこう、僕の腕や足に
ばんそうこう、ばんそうこう、ばんそうこう
君からもらったばんそうこう、足や腕や全身に
ばんそうこう、ばんそうこう、ばんそうこう
ばんそうこう、ばんそうこう、ばんそうこう
ばんそうこう、ばんそうこう、ばんそうこう
強い味方にもなるばんそうこう
(2002)
90年代のパワーポップ、スローン。 海外のペンパルをたくさん手紙を書く歌だね。 「ペンパル」とか死語だね。 文通のことだよ。 あ、文通も死語? 夢見心地なティーンエイジャーの妄想が炸裂してて、いい曲だわ。
Penpals / Sloan (1994)
遠い国からお手紙を書いています
北アフリカの
アルジェリア
私の住んでいる街はオランといいます
この手紙を変に思うかもしれません
それは私が変だからです
私の名前はアマルです
女の子です、女の子、ラララ
私の名前はアマルです
女の子です、女の子、ラララ
私の名前はアマルです
そして私は女の子
僕はノルウェーの男子です
そして質問があります
僕はまだ13歳なのに
あなたに夢中なんです
あなたの国のお土産をもらえますか
それと、できれば髪の毛の束もお願いします
書類と、君がひとりで写っている写真を送ってください
これがあなたに捧げる私の写真です
あなたは私の聖典です
あなたの素敵な言葉の全てを崇拝します
あなたは巨人のようにみえます
分かっていると思いますがあなたはとてもカッコいいです、
ずっと文通を続けたいです
あなたは本当に特別です
あなたがが好きです ラララ
あなたはは本当に特別です ラララ
あなたが好きです ラララ
あなたは本当に特別です
あなたが好き、好き、好き、好き
ななたは本当に特別です
<syco訳>
メロディとハーモニーと哀愁のあるギターリフで完璧なオッズ。 スローンと並んで90年代の大好きなカナディアンバンドだったわ。
Odds / Eat My Brain (1995)
僕の悲しい目をしたマドンナ
火災報知器が三度鳴る
他の悪ガキや女の子もみんな
農場送り
君を欺く必要も無いよ
だって僕は痛みを感じないから
たぶん君にやりたい放題
僕をイラつかせてあげたほうがいいのかも
感じ取るにも技術がいる
だから、君の好きなように理解すればいい
僕のアンテナを調整してくれるかい
それには最新の薬がいる
君を欺く必要も無いよ
だって僕は痛みを感じないから
たぶん君にやりたい放題
僕をイラつかせてあげたほうがいいのかも
わかるよ、僕を忘れたいんだろう
でも今日は記念日だ
だから、もし君がそうしたいのなら
芝居をさせてあげるよ
君を欺く必要も無いよ
だって僕は痛みを感じないから
たぶん君にやりたい放題
僕をイラつかせてあげたほうがいいのかも
<syco訳>
これもオルガンソロが哀愁漂わせる。 シンプルだけど涙が出るくらい良いメロディだわ。 ぜんぜんメジャーにならなかったし、もう忘れられてしまっているだろうけど、私はいつまでも聴き続けるよ。
You May Be Right / Grape of Wrath (1991)
随分長いことたってしまったけど
僕は君の友達だったことはないよね
君は何もわかっちゃいない
僕が努力すればするほど
君はわからないことが増えていく
だからわけを聞かないで
僕は同じことを繰り返し言うだけだから
同じことを何度も繰り返すだけだから
君の言う通りかもしれない
今夜は君に会いたくない
だから、電話を返さないで
たぶん二度と君には会わない
わけを聞かないで
分かって欲しい
何度も言うけど
明日は何も起こらない
何の意見も持っていない
誰を知っているか次第だ
僕の言葉をすぐに理解して欲しい
もう二度とあんなことを起こさないから
だからわけを聞かないで
僕は同じことを繰り返し言うだけだから
同じことを何度も繰り返すだけだから
君の言う通りかもしれない
今夜は君に会いたくない
だから、電話を返さないで
たぶん二度と君には会わない
わけを聞かないで
分かって欲しい
何度も言うけど
明日は何も起こらない
あまりにも長い間、
君を過去に葬り去っていた
そしてある日、
君の顔が目の前に現れた
だからわけを聞かないで
僕は同じことを何度も言うから
同じことを何度も言うだけ
同じことを何度も言うだけ
同じことを何度も言うだけ
君の言う通りかもしれない
今夜は君に会いたくない
だから、もう電話を掛けないで
たぶん二度と君には会わない
わけを聞かないで
分かって欲しい
何度も言うけど
明日は何も起こらない
<syco訳>
最後はずいぶん古くまで遡って、唯一無二のジョニ・ミッチェルで〆させてね。 は「青春の光と影」というだっさーい邦題がつけられてるけど、いくつになっても人生の意味なんてわかりません。
Both Sides Now / Joni Michell (1969)
天使の髪が弓を描くように流れ
空に浮かぶアイスクリームのお城
羽を付けた峡谷がいたるところに
雲をそんな風に眺めてきた
でも今はただ太陽を遮るだけ
みんなの上に雨や雪を降らせる
いろんなことをやれたはずなのに
雲がそれの邪魔をする
雲を両側から見てしまった
上からも下からも、それでもどういうわけか
思い出すのは雲が化けた形
雲のことなんて、本当は何も知らない
月と六月と観覧車
思うままにふらふらと踊る
おとぎ話が本当になる
愛をそんな風に見ていた
でも今はただの見世物
みんなが笑うなら笑わせておけばいい
気になっても顔には出さないで
自分をさらけ出す必要はない
今は愛を両側から眺めてしまった
勝ち取ったり敗れたり、それでもどういうわけか
思い出すのは愛の幻想
愛のことなんて、本当は何も知らない
泣いたり怯えたり誇らしげになったり
「愛してる」ってはっきり大声で叫んだり
夢や計画や、私を取り巻く観衆
人生をそんな風に見てきた
でも今は昔の友達が他人に見える
みんなは首を横に振り私が変わったと言う
まあ、毎日生きていれば
失うこともあれば得ることもある
人生を両面から見てきた
勝ったり負けたり、それでもどういうわけか
思い出すのは人生の幻想
人生のことなんて、本当は何も知らない
<syco訳>
あー、カナディアンロックを聴いて歌詞を訳してたらなんとなく心が癒された。 カナダはセラピー効果があるわ。