子供のいない猫好きおばさん

梅田さんが辞退して、民主党のカマラ姉さんが勢いを振るい始め、焦った共和党は問題発言を連発してますね。

先日トランプの副大統領候補のバンスがカマラ姉のことを「子供のいない猫好きおばさん」と呼び、そういう女性は惨めな生活を送っている、とのこと。 

アメリカは犬派が断然多くて、猫好きヤバいって思われてる。 猫にネガティブなイメージを抱く人が多いんだよね。 動物は人間に貢献するために存在するっていうのがキリスト教の教えで、猫は全然人に貢献してくれない動物だからかなぁ。 黒猫は魔女の使いとも言われてるし。

猫が好きでも嫌いでも、子供がいようがいまいが大統領になるには関係ない。 むしろこれほど多様性が重視される世の中で、未だに家族が一番とか、血のつながりが大切などと考えている人の方が政治家には向いていないと思う。 介護や子育ては家族を超えてやっていかなきゃいけないことだしね。

でもどうしてアメリカは「子供がいない中年女性」と「猫好き」がセットになるのでしょうね。 そもそもカマラ姉は猫を飼っていないのよ。  

バイアスかもしれないけど、犬好きの人の方が寂しがり屋じゃないかなと思う。 だって犬を散歩していると、いろんな人が話しかけて来てくれるもの。 ドッグ・パークに行けば友だちが出来るしね。 逆にひとりが好きな人は猫を飼うんじゃないかな。 

それで思い出したレインコーツの歌。 かなり深刻なケースをうたっている。youtu.be

Babydog / the Raincoats (1996)

赤ちゃんができたと思ったけれど
私のからだが「ノー」と言ったの
赤ちゃんを産みたかったのに
お腹の中で死んでしまった
私の赤ちゃん、どこに行ったの?


それで変わりにワンちゃんを飼おうと思っているの
ラブドラルかスパニエル犬
ほんとの赤ちゃんじゃないけれど
まぁ、しょうがないじゃない
犬だって一緒に遊べるわ


乳母車に入れて公園に連れて行くの
学校にだって通わせてあげる
公園でたくさんワンちゃん遊びをするの
ハハハハ。。。可笑しいのだけれど、もしかして
ワンちゃん大きくなったらわたしそっくりになったりして...


メリーゴーランドや、ブランコにものせてあげる
そしてワンちゃんはたくさん友達をつくるのよ
私のワンちゃん 私のワンちゃん 大好き
ワンちゃんは、"ワンワンワン "って言って
私に話しかけてくるの

それにしても私のほんとの赤ちゃんは
いまどこにいるの?

人生なんて苦しいばかりで、そして死ぬんだ
空から私たちを見ている誰かは本当にいるの?
今起きていることはいったい何なの?
私に教えてほしい

ワンちゃんを乳母車に乗せて公園に行こう
学校にも行かせてあげる
たくさんの犬らしいことを習うのよ
大きくなったら私のように反抗期を迎えたりして…

それにしても私のほんとの赤ちゃんは
いまどこにいるの?

私の赤ちゃんは流れて行った
私の赤ちゃんは流れて行った

それでもどうにかこうにか人生は続き、赤ちゃんを授かった
犬の赤ちゃんを授かった
犬の赤ちゃんを授かった
犬も赤ちゃんを授かった

ワンちゃんを公園に連れて行く
でも乳母車には乗せない
ボールを追いかけては 私のところに戻ってくる
とても幸せそう
嬉しいのはワンちゃんはおむつを替える必要がないこと
ワンちゃん、ワンちゃん、ワンちゃん、ワンちゃん、ワンちゃん、ワンちゃん、
ワンちゃん、ワンちゃん、ワンちゃん、ワンちゃん、ワンちゃん、ワンちゃん、
ワンちゃん、ワンちゃん、ワンちゃん、ワンちゃん、ワンちゃん、ワンちゃん、

"ワンワン ワンワン"
私に話しかけるの

<syco訳>

 

久しぶりに4コマ描いた。 

絶対、私はヤバい猫好きおばさんだと思われた。