ロケンロールマザーグース ② 仔猫ちゃんと女王様

ファンタジー好きとロケンロールがリンクするロケンロールマザーグース、勝手に続きます。 

このかわいい歌を引用するのは…。


ニューロマのコスプレイヤー、アダム・アント。 みんなもう忘れてしまっていない? 私は今でもよく聴いているんだけど。 彼の曲を聴くと元気が貰えるんだな。  

”Puss'n Boots”は童話の題名の『長靴をはいた猫』と同じだけど、ダイアナ王妃のことを歌っているという説もある。 凄いな、すでにダイアナの皇室での境遇をわかってたんだ。 軽そうに見えるポップソングも実は深いんだ。


Puss'n Boots / Adam Ant (1983)

仔猫ちゃんがロンドンに行く
愛と名声を探しにね
誰かが言ってやればよかったよ
町の人間はやさしくないってことをさ


仔猫ちゃんが絵ハガキを送った
都会はみんなが冷たいと記して
そこは活気に満ちているところ
彼女もそれを味わうはずだ

仔猫ちゃん、仔猫ちゃん、どこにいた?
ロンドンに行って、女王になった
かわいく座るが、スーツは着ない
そしてネズミどもはみんなアタシを
長靴はいた猫と呼ぶ

気持ちがあれば道は開けるのに
その警告も聞かない子猫ちゃん
あの子を見たならわかると思う
ローマは一日にして成ったかのようだ
子猫ちゃんは全ての新聞を読み漁り
映画も見た、そして知った
すべての道はどこかに繋がるということ
そして黄金の道だった

それは間違ってるとわかっても
毎日しなけりゃいけないんだ
朝が来たら
振り向いてつべこべ言うな
それは結局涙に終わる
だから、とにかく勤めをこなすんだ

仔猫ちゃんはただの猫じゃない
みんなが思うほど馬鹿じゃない
賢い頭を肩の上に乗せ
そして、その美しさは金じゃ買えない
皇室は彼女にこう申し出た
もしトラブルを避けてくれるなら
金とダイアモンドをあげよう
一日、女王になっておくれ

<syco訳>

 

youtu.be

 

次はボウイ様の曲、「ヒーロー」だ。 これは恋人を隔てるベルリンの壁についてうたったことで有名だよね。  

「ヒーロー」の冒頭の歌詞が、マザーグースのこれだ。

 

ボウイ大好き!の私だけど、実はこの曲はそんなに好きじゃないの。 なんかU2みたいなベタなノリなんだよな。 とは言え、1977年のボウイはかっこいい。

youtu.be

Heroes / David Bowie (1977)

僕が、僕が王様なら
君は、君はお妃さまだね  
敵を追い出す術は何もないが
僕らは打ち勝つ、たった一日だけ
僕らはヒーローになる、たった一日だけ

君は、君は意地悪になれるし
僕は、僕は飲んだくれる
だって僕らは恋人同士、それは紛れもない事実だ
そうだよ、僕らは恋人同士、誰も否定できない

僕らを繋ぐものは何もないけれど
時間を盗む たった一日だけ
僕らはヒーローになる、ずっとずっと
君はどう思う?

僕は、僕は泳ぎたい
イルカ、イルカが泳ぐように
僕らを繋ぐものは何もないけれど
奴らに勝てる、ずっとずっと
あぁ、ヒーローになれるさ、たった一日だけ

僕が、僕が王様なら
君は、君はお妃さまだね  
敵を追い出す術は何もないが
僕らは打ち勝つ、たった一日だけ
僕らはヒーローになる、たった一日だけ

僕は、僕は憶えている
壁の、脇に立ち尽くし
頭上を銃弾が飛び
僕らはキスを交わした、僕らは不死身の気分で
恥ずべきものは壁の向こうだ
あぁ、奴らに勝てる、ずっとずっと
そして、ヒーローになれる、たった一日だけ

ヒーローになれる
ヒーローになれる
ヒーローになれる
たった一日だけ
ヒーローになれる

僕らは何者でもなく、誰も助けに来ない
自分をごまかしているなら、だぶんここに居ない方がいい
でも僕たちは大丈夫、たった一日だけは

<syco訳>

 

アダム・アントの「プリンス・チャーミング」が描きたかったのよ💛

けっこうミーハーだった十代の自分に戻っていく、、、。 これが個人ブログの罠かもしれない。 

まだまだ続く。