おばけのロックンロール プレイリスト

郷ひろみと樹木希林が♪イッヒイッヒヒイヒイヒ♬、懐かしいなぁー。

いえいえ、ここでは昭和の歌謡曲ヒットパレードはやるつもりはありません。

今年もハロウィーンが近づいていきてるので、私の好きなおばけソングを集めてみましたわ👻💛

 

まずはおばけのシルビアン。 何とも言えない不気味なサウンド。 こんな音が、かって日本の女子をキャァキャア言わせていたなんて、想像できないですね~。 夜ひとりで聴くのに勇気が要りますね~。

Ghosts / Japan (1981)

youtu.be

部屋が静まり
陽の光が消えかかる頃
何かに気づかなきゃいけない気がする
去るべきなんだろうけど雨が止まない
それに特に行くところもない

勝てると思った時に
すべての扉を破壊したときに
僕の人生の亡霊が前にもまして勢いをつける
だれも止められないと思った時に
王座に就くチャンスが来た時に
僕の人生の亡霊が一層息を吹きかけてくる

気が張り詰める
僕は独りぼっちだと気づく
単純な人生はもうそこにはない
かっては確信してたのに
今は心の内で疑っている
浮かんでは消え、どこへも導いてはくれない

勝てると思った時に
すべての扉を破壊したときに
僕の人生の亡霊が前にもまして勢いをつける
だれも止められないと思った時に
王座に就くチャンスが来た時に
僕の人生の亡霊が一層息を吹きかけてくる

<Syco訳>

 

次も怖いぞ~。 トム・ヨークのヴォーカルが完全にオバケの声になってる。 ビデオは映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』を使ってますね。

We Suck Young Blood (Your Time is Up) / Radiohead (2003)

youtu.be

腹を空かしているか
病を患っているか
休みをくれと懇願するか
お前は甘い味がするか
お前は活きがいいか
手首に縄をかけられ吊るされているか
俺たちは若い血が欲しい

骨が砕けるか
継ぎ目が破けたか
何かやったか
蚤に集られたか 蛾に食われたか
俺たちは若い血を吸う
俺たちは若い血を吸う

Woah, woah

蔦を絡ませるな
イライラで俺を埋葬するな
俺たちの血管は細いのだ
流れが汚染された
俺たちは柔らかい肉が欲しい
俺たちは若い血が欲しい

<syco訳>

 

ボウイの「僕らは死んでいる」。 アルバム「ダイアモンドドッグ」の中で一番好きな曲かも。 こちらのビデオも誰かが映画をモンタージュしたもの。『1984』を使ってますね。

We are the Dead / David Bowie (1974)

youtu.be

今日打撃のようなもの感じた
僕は君を見て考えた
僕の行く先に君は何か見なかったかと
僕らを捕えられ、責められるだろう
今日僕は打たれた、今日僕は打たれた

いつも重く受け止める
なぜ僕らは素通りできないのだろう?
気が変わったと
ただ返事するだけなのに
僕らは目隠しして戦っている
重すぎる
重すぎる

まだ今は


紙切れのような気持で
僕らは毎晩息を詰まらし
奴らは言う
『青年よ、我々には君が要る
逃げるがいい、でも遠くに行くな』
僕らは新たな青年たちの中に入り込む
近親者を欺け
犬が朽ちていく場所で君は踊り
エクスタシーを排泄する
君はあのヒルの仲間でしかない
童貞王を探す装置だ
でも僕は誘うようなハイヒールを履く君を愛している
そしてそのヒラヒラのドレス
あぁ、着飾ってくれ、僕の小悪魔
奴らが来る音がする
僕らが見た全てのものから、僕らが言った全てのことから
僕らは死んでいる

今日何かに心を打たれた
僕は君をみつめて 
夜を共にした数を数えた
夜通し愛を求め
正しいと知りながら、正しいと知りながら
今僕は誰かが気に留めてくれるのを願っている
それが僅かな生きる望み
僕らの愛する息子たちを信じて
誰かが気に留めてくれるのを、気に留めてくれるのを

でも今は


僕らは現在の奮闘する生き物
未来の二本立ての中に閉じ込められている
枕の上に天国があり
その静寂は地獄と闘う
24時間営業で
絶対に白状させられる
そして通りは記者で溢れ
吊し上げて埋葬しようと躍起だ
そして伝説の幕が上がる
『ベイビー破産』の周辺に
それは君が寝ている間に搾取する
その劇団は投資家で
数えると丸テーブルを囲んで15人いる
真っ白なドレスで悩殺する

あぁ、自身で愛撫しろ、迸るように
なぜなら僕の手はもう干からびてしまった
あぁ、着飾ってくれ 僕の小悪魔
奴らが階段を上る音がする
僕らが見た全てのものから、僕らが言った全てのことから
僕らは死んでいる
僕らは死んでいる
僕らは死んでいる

<syco訳>

 

次は名曲中の名曲。 ケイト・ブッシュがブロンテの小説「嵐が丘」のキャシーの幽霊に成りきって踊っているビデオも有名だね。

Wuthering Heights / Kate Bush (1978)

youtu.be

風の強い荒野の草の上で
私たちは転げ回って遊んだわ
あなたの気性は激しく、
それは私の嫉妬心とも似て
熱すぎて、欲張りすぎた
私から去るなんてどういうこと?
あなたを支配したいと思ったときに?
大嫌い、だけど愛してた

夜に悪い夢を見るの
私は戦いに負けると言われた
私の嵐が丘を去れと
私の嵐が丘を

ヒースクリフ、私よ、キャシーよ
戻ってきたわ とっても寒いの
窓から中に入れて

ヒースクリフ、私よ、キャシーよ
戻ってきたわ とっても寒いの
窓から中に入れて

あぁ、暗くなってきた、寂しくなってきた
あなたの居ないこちら側の世界
とても恋しい、わかるの
あなた無しだと沈んでいく
きっと戻るわ、愛する人
残酷なヒースクリフ、私の唯一の夢
たった一人の支配者

夜を彷徨い過ぎたみたい
彼の傍に戻るのよ、それがやるべきこと
私は戻るわ、嵐が丘へ
嵐が丘へ

ヒースクリフ、私よ、キャシーよ
戻ってきたわ とっても寒いの
窓から中に入れて

ヒースクリフ、私よ、キャシーよ
戻ってきたわ とっても寒いの
窓から中に入れて

あぁ、私を抱いて
私に魂を捧げてよ
あぁ、魂を預けて
あなたの魂を持って行かせてよ
私だとわかるでしょ、キャシーよ

ヒースクリフ、私よ、キャシーよ
戻ってきたわ とっても寒いの
窓から中に入れてヒースクリフ、私、キャシーよ
戻ってきたのよ、外は寒すぎる

<syco訳>

 

最後はテレビジョン。 歌詞の中ではっきりと言ってはいないけど、夜に墓場から出てくるモノはオバケに決まってるでしょ。 10分もある長い曲だけど、大好きだからぜーんぜん聴けちゃう。

Marquee Moon / Television (1977)

youtu.be

闇が二倍に濃くなったのを憶えている
稲妻がぶつかり合っていたのも思い出す
僕は聞いていた 雨の音を聞いていた
僕は聞こえた 何か他の音が聞こえた

ここの騒々しい生活が僕の夜をくしゃくしゃに縮めた
死のキス、生の抱擁
ほら、僕はマーキームーンの下に立って
ただ待っている

そこの道を行ったところに一人の男がいて
僕は尋ねた どうして正気でいられるのかって
彼は言った 「ごらんよ、若いの、浮かれ過ぎずに
そしてもちろん 落ち込み過ぎるなってことだ」

ここの騒々しい生活が僕の夜をくしゃくしゃに縮めた
死のキス、生の抱擁
ほら、僕はマーキームーンの下に立って
一歩も踏み出せないでいる

一台のキャデラックが、墓地から出てきた
僕の前でぴたっと止まり、中から、「乗れよ、乗れよ」 と声がする
そしてそのキャデラックは、また墓地の中へとのろのろと入っていく
僕はというと、再び車から降りた

ここの騒々しい生活が僕の夜をくしゃくしゃに縮めた
死のキス、生の抱擁
ほら、僕はマーキームーンの下に立って
もうこれ以上は待てない
<syco訳>

 

 

うちの子(中央)が10歳ぐらいの時のハロウィーン。 この衣装は私が夜なべして作ってあげたんだ。 我ながらよくやったと思うよ。うん。

 

もっと怖いうたが聴きたかったら、4年前に作ったプレイリストのこちらへ

↓↓↓

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