ハイウェイ40号線上の女

ノースキャロライナを東西に走る40号線を毎日行ったり来たりしてる中年女は何を考える? 

年間ベストアルバム 2001年 ”Is This It”  ー ロケンロールの行方

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ン・チャ・ン・チャ・ン・チャ・ン・チャ♪
ン・チャ・ン・チャ・ン・チャ・ン・チャ♪

これが初めて聴いたストロークス。 そう、「ザ・モダンエイジ」のイントロだ。
イギリスの音楽雑誌「Qマガジン」の付録のサンプルCDの一曲目に入っていた。それはもう、ベルベット・アンダーグランドが好きなら、心が鷲掴みされる曲だった。   

でも決してVUの物まねじゃないんだよ。 そんな小手先だけ器用なガレージバンドじゃなかった。 半世紀続いてきたロケンロールを最新のセンスでアップデイトしてドーンと前に置かれた感じ。 何のギミックも要らない、シンプルでソウルフルなロケンロールが一番好きなんだって再確認させる音だったわ。

ジュリアン・カサブランカスがシャウトする歌詞は、上手く行かない彼の恋愛事情なんだけど、それが彼をロケンロールに走らせるなら、聞いてやろうじゃないの。 ストロークスのメンバーはみんな、ニューヨークのお金持ちのお坊ちゃんたちだって? ウォール街を目指さすことなく、ロケンロールの道を選んでくれてありがとう。  

ミレニアムになってみんながパソコンを所有し、まだ、AppleMusicもアマゾンもSpotifyも無かったけど、CDは簡単に焼いて完全複製できるようになり、ナップスター(懐かしいね!)という音楽共有ソフトで、ただでネットから曲を盗むことができる時代になった。 それでも私は好きなバンドはCDは買った。 他人の労働に代金を払うのは当然のことだし、バンド目指しても金にならないって若者が思い始めたら、ロケンロールが終わってしまうじゃない。 

ストロークスのようなバンドが出てきて、ロケンロールの未来が再び開けた。 そのあと、リバティーンズとかアークティックモーンキーズとかレイクスとかクークスとか、イギリスからたっくさんのストロークスを真似たバンドが出て来て、私のミレニアムガレージバンドブームが始まる。 そしてそれは今も続いているよ。 そして多分一生続く。

 

the Modern Age

丘の上から始まる
僕らのちょっとした物語、ずいぶん昔のこと

何かのふりをするな よそおうのは止めろ
この駆け引きは永遠に終わらないようだ

あぁ、太陽の光の中、遊びたくなるのは
生まれつきで
どうすることもできない
今君にここにいて欲しくない
僕を放してくれ、僕に行かせてくれよォ、ォ、ォ、ォ

ぎりぎりで立ち去り
少しの間そこに居て
海に飛び込んで
君の目を引こうとする
必死で頑張れ、でも楽だと言って
ぼくだけを楽しませるためにやって欲しい
明日にはまた別の話
だから僕は去るふりをする オー・イェーイ

ここでは僕らが恐れるものが違う
AVAで訓練をした
君が居なかったらいいのに
はっきりと見えてきた でも僕は恐れない

海外に飛ぶ そよ風を感じる暇はない
僕は色んなものをやり過ぎた

あぁ、太陽の光の中、遊びたくなるのは
生まれつきで
どうすることもできない
今ここにいて欲しくない
僕を放してくれ、僕に行かせてくれよォ、ォ、ォ、ォ


ぎりぎりで立ち去り
少しの間そこに居て
海に飛び込んで
君の目を引こうとする
必死で頑張れ、でも楽だと言って
やってよ、ただ僕を楽しませて
明日にはまた別の話
だから僕は去るんだ

<syco訳>

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