いつもポケットにロケンロール テクノロジーさんありがとう

イエーィ! マイクロソフト サーフェスPro7+を買ったぜ!

私の6歳になるデスクトップのパソコンは亀のようにのろくて、あってないようなもんだったから、職場から支給されたノートパソコンを私物化し、アプリをDLしまくって使ってた。 個人のファイルを山ほど保存してて、もうすぐ回収/新パソコン支給の時期が来るからヤバいなーって思ってね。

さて、新しいマイ・パソコンにアップルの”iTunes”をDLして、そこに前のパソコンの”iTunes”に入っている5000曲を転送させなければいけないんだけど、これが大変。 まず、私のiPhoneとシンクロさせて、それからiPhoneから新しいPCに転送する。 

iTunes→iPhoneは自動でやってくれるけど、iPhone→iTunesは難しい。 前回パソコンを買い替えた時、ネットで調べてマニュアル通りにやった記憶があるけど、転送できたのは音楽のファイルだけで、私が作った100以上のプレイリストは転送できなかった。 で、一からプレイリストを作り直して、もの凄く時間がかかった。

私は音のクオリティーはあまりこだわらない。 ラジオからカセットテープにダビングしたり、カセットからカセットにダビングしたりして聴いていた人間だもの。 それに私が好きなのはパンクやガレージ系のサウンドだから、トレブルがどーの、ベースがどーのっていうほどの音ではない。 

ただ、ものすごくこだわっているのは、自分の気分に合わせて作ったプレイリストなのよ。 以前はミックステープと呼ばれてたね。 好きな曲を集めて自分で録音したカセットテープのことよ。 ウォークマン時代は、そのカセットを2,3個鞄に入れて通勤に聴いていたけど、今はそのミックステープが200個、私の小さな携帯に入っているんだから、私は魔法道具を持っているの? 未来から来たドラえもん? って気分よね。

今回はiTunesのプレイリストも200以上だし、曲も5000曲に膨れ上がっているので、マニュアルで転送するのは気が遠くなる。 なので、20ドル払って”CopyTrans”というファイル転送アプリを購入して一気に移した。 まぁ、このおかげで5000曲もあるマイ・フェバリットソングが、いつでもどこでもクリック一つで再生できるので、安いっちゃ安いよな。

想えば、2001年に8GBのiPodを購入し魔法のプレイヤーを持った気分だったのに、すぐに空き容量が無くなり、次に16GBのナノ、32GBのiPodタッチに変えた。 そしてもうiPodには限界で、64GBのiPhoneに音楽を入れることにしたんだ。 しかしそれももう危うくなっている。 

いっそ、スポティファイとかアマゾンプライムミュージックとかをサブスクしちまえばいいのに、とも思うけど、AIに私の音楽の好みを支配されるのは嫌よ。 半世紀に渡って取捨選択してきたロケンロールオタクがAIに任せられますかって。 

それにやっぱり私はコレクターなのよ。 大好きな曲を集めて自分のポケットに入れて安心してるの。 一昔前なら、部屋の中がレコードでいっぱいになっちゃったけど、今はパソコン一つでOK。 テクノロジーに感謝💛💛

 

ファウンテンズ・オブ・ウェインの新しいパソコンをもらった歌。 

Bright Future in Sales / Fountains of Wayne  (2003)

フェリー乗り場の花壇でウトウトしながら
バスが来るのを待つ
職場の飲み会でソーダ割りのスコッチを七杯も飲んで
どうやってここまで来たかも覚えてない

ポケットに
黒い皮財布を持っていたはず
バスの切符と
彼女の写真も入れてた
生きて家まで帰れるといいんだけど

ちゃんと人生を整理しなきゃ
だってこんなこと続けていられない
こんなはずじゃなかった
でもしくじりたくない
新しいパソコンももらったし
営業に輝かしい未来がある
Yeah, yeah
営業に輝かしい未来がある
Yeah, yeah

霧に包まれる朝空港に向かう
バルチモア行きの便に乗らなきゃ
待つ間にウィスキーサワーを一杯
もうちょっと時間があれば、もう一杯

大事な会議があるから
ざっと書類に目を通す
でもすでに頭がフラフラして
目がトロンとしてくる
運転しなくてもいいだけマシだ

ちゃんと人生を整理しなきゃ
だってこんなこと続けていられない
こんなはずじゃなかった
でもしくじりたくない
新しいパソコンももらったし
営業に輝かしい未来がある
Yeah, yeah
営業に輝かしい未来がある

新しい口座があったはずだが
見つからない
そこに数字を入れたはずだ
神経を集中させモニターを凝視する
点滅する電光が何を意味するのか
知っているなふりをしながら

大事な会議があるから
ざっと書類に目を通す
でもすでに頭がフラフラして
目がトロンとしてくる
ちゃんと人生を整理しなきゃ
だってこんなこと続けていられない
こんなはずじゃなかった 
でもしくじりたくない
新しいパソコンももらったし
営業に輝かしい未来がある
Yeah, yeah
営業に輝かしい未来がある
Yeah, yeah

<syco訳>

 

youtu.be

ファウンテンズ・オブ・ウェインのベーシストでソングライター、Adam Schlesinger は2020年の4月1日に52歳でコロナで亡くなってしまったの。

彼の歌詞はセンチメンタルとシニックと混じり、甘酸っぱくて好きだった。 まだ、ワクチンとか出回る前にあっけなく命を落としてしまった。 R.I.P.

 

オマケ4コマ 「Syco中学生日記」