★House of Fun - Madness (1982)
16歳になった男子が薬局にあのゴムを買いに来たんだけど、恥ずかしくて品名を言えず困っているっていう、また下ネタの曲で始まってしまった。 思春期って本当に厄介な時期だわ。
私は適当に聴いていたので、16歳の誕生日のお祝いに初めて風俗に来て戸惑っている男子の歌だと思ってた。 House of Fun とは「快楽の館」=売春宿じゃないかと勘違いしてた。 でもイギリスの国民的バンド、マッドネスだもの、そこまでお下品じゃないわ。
訳詞は私がいつも読ませていただいている日刊ろっくすさんのリンクを貼ります。 これ以上楽しく訳せませんので↓↓
★Half a Person - the Smiths (1987)
スミスの「半人前」という曲です。 6年も後を追い続けた相手がいた。 そしてその相手に5秒でいいから自分の話を聞いて欲しいとうたう。 その話がこれ。
そして君が5秒の時間をくれるなら、
僕の人生を語りたい
16歳で不器用でシャイで
ロンドンへ行って、そして僕は
YWCAのホステルに部屋を取った
僕は言った「ここが気に入ったんだけど、泊まれるのかな?」
ここが気に入ったんだけど、泊まれるのかな?
みんなの背中を洗ってもいいんだけど
空室はあるかい?
根暗とでも、病気とでも呼んでくれ
僕は君を追うことに時間をかけ過ぎた
必要以上にかけ過ぎた
君の後を追うことに
あぁ...
うん、私は呼ぶよ、モリッシー、あんたは根暗で病気で、すげぇおもしれー奴だ。 なんで、6年もかけて探した相手に話す自分の物語が5秒でいいんだよ? そして、背中を洗うから女性専用のユースホステルに泊めてくれ、っていうっていう話なんだよ??
昔はスミスを聴いて慰められたりしたこともあったけど、年のせいか今はモリッシーのユーモアを楽しんで聴いてる。
★Blasphemous Rumours - depeche mode (1984)
16歳で始まり、18歳で終わるこの曲は、キリスト教を信じている欧米人にとっては、トンデモない歌詞に聴こえるらしい。 まさに神の悪ふざけと言えるうたね。 デペッシュモードの名曲中の名曲だと私は思うんだけど。
16歳の少女 人生はこれから
人生に飽きて 手首を切った
未遂に終った
慈悲をくれた神に感謝
涙を堪え、母はもう一度遺書を読む
16本のろうそくが 心の中に火を灯す
いつものように、自分を責める
跪いて神に祈る
冒涜するような噂を広めたくないが
神はきっとブラックジョークが好きで
天国に行ったらきっと、神が大笑いしてるのを見ると思う
18歳の少女 全てを愛し
キリストの中に新しい人生を見つけた
車に轢かれ、
植物人間となる
ある夏の日に、彼女は逝った
夏の空に鳥がさえずる
そして、雨が降り始め
再び母の目から 涙が落ちる
冒涜するような噂を広めたくないが
神はきっとブラックジョークが好きで
天国に行ったらきっと、神が大笑いしてるのを見ると思う
<Syco訳>