君の名は… プレイリスト ④ Kathleen, Rosalita, Maggie May

男を弄ぶ女…、そんな女になぜ男は未練が残る?  ちょっと悪女的な女を集めてみました。 まずは比較的新しい(といってももうデビュー5年経ってる…)イギリスのロケンロール・バンド、キャットフィッシュ・アンド・ボトルメンの超カッコいい歌、キャスリン。 セフレでもいいから別れたくないって歌ね。

Kathleen / Catfish and the Bottlemen (2014)

とても気が合ったし
今まで家に送ってあげた子やいいかなと思った子の中で
君は抜きん出ていた
悩みとか心配事とかも持ってなさそうだった
うん、わかってるさ
君の期待には十分に応えられないことは
でも僕が必要なときは知らせてくれ

そしたら家に行くよ
君の唇で僕を攻めていいよ

僕を君にあげたのに
君は気分が乗らないと
厄介ごとで返してくる
僕を君にあげたのに
君は厄介ごとで返してきて
僕を言いなりにさせた
君のせいで僕は
ディーラーに嫌われてしまった
君が彼を河に投げるように捨てたから

バカげていると思う
肌を露出したドレスで出かけて風邪をひくのはね
だからその代わりに君は
やましいことで頭がいっぱいのまま、僕を電話で呼び出す
うん、わかってるさ
君が考えてること何でも黙って従うつもりはないけれど
でも僕が必要なときは知らせてくれ

そしたら家に行くよ
君の唇でぼくを攻めていいよ

<Syco訳>

 

youtu.be

↑↑ このビデオ、3D眼鏡で飛び出てくるのかしら?

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次のロザリタも、ビッチとかグリッチとか呼ばれて酷い女みたいです。 甘くて、優しい感じの曲なのに、歌詞は泣き言です。  

Rosalita / Gomez (1999)

ロザリタが膝のあたりから這って来て
寝ている僕の名前を呼ぶ
僕の夢の中では、君はすぐ傍にいるのに
そこにいる君を見ようと目を開けると
僕は落ちて行く

甘い思い出、君が去ってから
僕が掲げているのは君の旗だ
でももう泣くのは疲れた
どうして君は僕を裏切ることを選んだのか
僕にキスして抱かせて去っていったのは初めから計画だったのか
僕を思いやって、話だけでもさせてくれないか
哀れっぽいアピールはしないからさ
僕のちっぽけな自負心をわかるだろ
これほど君が必要になることはもう絶対ないんだよ

ロザリタは僕から歩き去った
言葉を濁してドアを閉めた
彼女は優しい。でも僕には向けられない
座って笑い飛ばそうとすると
彼女は僕に電話を掛けてくる

ダーリン、あなたは私を傷つけたけれど
私の努力が足りなかったせいじゃない
あなたが高く飛ぶのを怖がった
あなたが我慢しなかった
あなたの期待の海に私が沈んでいくのが見える
言い訳なんて要らない
ただこの涙の意味を考えて欲しい
君の冷たい言葉に僕は恐怖を再び覚える
これまでの日々を全て台無しにする
それでも、もう今以上に君を必要になるとは思えない

美しいビッチ、僕はそれをただのグリッチと呼ぶ
君は修正不可能、全く救いようがない
でも君の犯した罪において
この言葉を聞いて少しは罪悪感を持ってくれ
君の良心というものを見せてくれよ
なぜならもうこれ以上君を必要とすることは出来ない
あぁ、もう君を必要とは思えない
そうさ、今以上に君を必要になるとは思えない
今以上に君を必要とすることはないだろう

<Syco訳>

youtu.be

 ゴメズは歌声、ハーモニー、メロディー、そろって素晴らしいのに、なぜか知名度低いです。 あまりにも上手すぎて、そつがない感じが、人の目に留まらないのかなぁ…。 

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次はガラッと変わって超メジャーな曲マギー・メイです。 若い男子が、朝目が覚めて、ベッドで隣に眠る女の顔を見たら、おばちゃんだった! て歌ですね。 

Maggie May / the Faces  (1971)

起きろよ、マギー、
君に言いたいことがあるんだ
もう9月も終わるし、
僕は学校に戻らないとやばいかも
君にとって楽しいかもしれないけれど、
僕は遊ばれた気がするし
マギー、僕はもう続けられない
独りになりたくないからと、僕に家出までさせた
僕の心を盗んだこと、それがとても苦しいんだ

朝日が君の顔を照らすと、年は隠せないけど
それはどうでもいい。 僕にとっては君が全てだから
君は冗談をいって僕を笑わせ、口説いたりする必要もなかった
でも、マギー、僕はもうこれ以上がんばれない。
独りになりたくないからと、僕に家出までさせた
僕の魂を盗んだけど、そんな痛みは無しでいたい

必要だったのは手を差し伸べてくれる友達なのに
君は恋人になり、そしておふくろになり、
僕はそれに疲れ果ててしまった
君がやってくれたことと言えば
僕のベッドを壊して
朝には僕の頭を蹴飛ばす
マギー、僕はこれ以上がんばれないよ
独りになりたくないからと、僕に家出までさせた
僕のハートを盗んで、がんじがらめにした

教科書をそろえてまた学校に戻ることもできるだろうし
親父のキューを盗んで、ビリヤードで食っていけるかもしれない
または、ロックバンドをやるとか、でもそれには誰かの助けがいる
マギー、君に出会わなければどんなによかったか
君は僕を第一級の愚か者にした
愚か者とおんなじで盲目だった
僕のハートを盗んだけれど、それでも愛しているんだよ

マギー、君に出会わなければよかった
そのうちいつか家に戻るよ

<Syco訳>

youtu.be

 マギー・メイはロッド・スチュアートが16歳の時の初体験のことをうたった歌らしい。 いったいマギーはいくつだったんだろう? 気になるところです。