ハイウェイ40号線上の女

ノースキャロライナを東西に走る40号線を毎日行ったり来たりしてる中年女は何を考える? 

ヘイ マンハッタン! ドゥービードゥー ♪ NYプレイリスト前編 

来週の今頃は私は大都会のイルミネーションに包まれて、カクテルを飲んでいるんでしょう。 そのカクテルはマンハッタン…、

そう、このアパラチアの山女がニューヨークに行く。 今年の夏に娘ちゃんがニューヨークに引っ越したから、この感謝祭の休みに会いに行こうと思ってね。

円安で、ニューヨークではラーメン一杯が3000円とか噂されて日本で恐れられていますが、私はニューヨークに行ってまでラーメンを食べようとは思わない。 日本食は日本に帰った時に食べればいい。 ラーメン一杯3000円とか、お寿司を食べれば軽く2万円とか、アメリカ在住者でもニューヨークは高過ぎるわ。 多分私は通りの屋台のタコスとか買って食べていると思うよ。 

 

さっそく、ニューヨークのプレイリストを作る。 ニューヨークの歌はたっくさんある。 その中でもとっておきのヤツを選んだよ。

古い順から5曲行きます。

 

まずは『59番街橋の歌』、なんかスキップしたくなるね~。 サイモンとガーファンクルを聞くと、ニューヨークは故郷でもないのに、なぜか懐かしい気分になるんだよ。

The 59Th Street Bridge Song (Feelin' Groovy) / Simon & Garfunkel (1966)

ちょっと待って、歩くの早いね
朝をゆっくり過ごそうよ
石ころを蹴ったりしながらさ
楽しいこと探して浮かれ気分
Ba da da da da da da, 浮かれ気分

ハロー、街灯くん、ニュースある?
僕は花が咲くのを見に来たんだ
うたを歌ってくれないの?
Doot-in doo-doo, 浮かれ気分
Ba da da da da da da, 浮かれ気分

僕は何の用事もないし
何の約束もしていない
木漏れ日の中うとうとして眠くなる
朝は僕の上に花びらを散らし
素晴らしい人生
すべてに浮かれる

<syco訳>

 

youtu.be

 

ニューヨークといえばルーリード。 レキシントン通りと125番通りの角で待つ男。 かっこいいロケンロールだけど、ドラッグディーラーを待つジャンキーの歌だよ。

I'm Waiting for My Man / Velvet Underground (1967)

俺は男を待っている
26ドルを握って
レキシントン通り 125街
気分は最悪、屍のよう
俺は男を待っている

ヘイ、白人がアップタウンで何してる?
ヘイ、白人男、俺たちの女を追っかけまわすなよ?
いいや、悪いけど、俺はそんなこと考えもしない
だた俺は、大事な、本当に大事な仲間を待っているだけだ
俺は男を待っている

ああ、奴が来た、黒づくめでやってきた
履き古した靴と麦わら帽子を被って
絶対時間前には来ない いつも遅れる
まず学ぶのは待つことだ
俺は男を待っている

茶色の石造りのビルの3階まで上る
みんながじろりと見るが別に気にかけもしない
奴の仕事は君においしい物を与える、それだけさ
そしてすぐにその場を離れろ、まごついている暇はない
俺は男を待っている

ベイビー、わめいたり叫んだりしないよね、ダーリン
気持ちいいな、とりあえず解決だ
気持ちいいな、本当に気持ちいい
明日まではね、でもそのあとはまた別の話さ
俺は男を待っている 家へと歩く

<syco訳>

youtu.be

 

マンハッタンに今でもあるチェルシーホテル。 レナード・コーエンの名曲ね。 私はロイド・コールのカバー・バージョンが好きだな。

Chelsea Hotel / Leonard Cohen (1974)

チェルシーホテルのことをよく憶えている
君は大声でおしゃべりをし、可愛かった
昨日のままのベッドの上で
君は口で僕をイカせてくれた
リムジンを外に待たせたまま

それが理由で、そしてニューヨークということもあり、
僕らはお金も底を突き、身体もボロボロ
そしてそれは、
歌に出てくる娼婦にとっては愛と呼べたし、
多分今でもそう言える

あぁ、でも君は行ってしまった、ねぇ、そうだろ
僕に背を向けて人ごみの中に消えて行った
君は去っていった
一度も君は言わなかったね
あなたが欲しいとか、あなたはいらないとか
あなたが欲しいとか、あなたはいらないとか
そういった他愛無い言葉

チェルシーホテルのことをよく憶えている
君は有名で君の心は語り継がれる
君は繰り返し、ハンサムな男が好きだと言った
でも僕は例外だって
そして美男美女に圧倒されられる
僕らにみたいな連中のために
君は拳を握りしめる
自分の顔を治して来たら、いや、冗談よ、と君は言う
僕らは醜い、でも僕らには音楽がある

あぁ、でも君は行ってしまった、ねぇ、そうだろ
僕に背を向けて人ごみの中に消えて行った
君は去っていった
一度も君は言わなかったね
あなたが欲しいとか、あなたはいらないとか
あなたが欲しいとか、あなたはいらないとか
そういった他愛無い言葉

君を一番愛しているとは
絶対に仄めかすつもりはない
射落としたコマドリの数を数えてられないからね
チェルシーホテルのことをよく憶えているけど
それだけさ、 君のことはそれほど何度も考えない

<syco訳>

 

youtu.be

 

ここ何日か、私はこの曲が頭の中から離れなくて困っている。 ヘイ・マンハッタン! ドゥービードゥー♪

Hey Manhattan / Prefab Sprout (1988)

聞いてくれるかい
夏がやってきた
僕の傍らに世界を感じる
ブルックリン橋が僕の眼下に広がる
一億もの魂が僕に会いたいと願っている

さぁ、僕は来たよ
期待に胸を膨らませ
膝まで美に浸かって
欲しいものが目の前にある
まるで全てを手にした気分…

ヘイ マンハッタン!僕は来た
スターに夢中なアンクルサムと呼んでくれ

5番街を歩きながら
シナトラもここを歩いたかと考える
語り継がれる伝説が
そこで君を待っている
僕らはそれを現実にする

マンハッタン! ドゥービードゥー
ヘイ マンハッタン! ドゥービードゥー

いつかは君も行くといいよ
ほら、あそこがカーライルホテル
ケネディが泊まったところだ
彼が死んだとき君はどこにいた?

君たちはそこにいた
未来に夢を膨らませ
運命に膝までつかり
ほしい物はすべて目の前にある
通りに散らかるゴミも
スラムも何もかも

ヘイ マンハッタン! 僕は来た
不運なアンクルサムと呼んでくれ

5番街を漁りながら
貧しい者もここで生きてることを考える
だけど何をして?
伝説は君たちのもの
僕らはそれを現実にする

マンハッタン! ドゥービードゥー
ヘイ マンハッタン! ドゥービードゥー

<syco訳>

 

youtu.be

 

前編の最後はしみじみとクリスマスソングで。 シェインとカースティの詰りあいがツボな曲。

Fairytale of New York / the Pogues (1988)

クリスマスイブだったな
俺はトラ箱に入れられてた
そこにいた爺さんが俺に言った、次はないだろうと
そして爺さんは歌った
『はるか昔の山の朝露』を
俺は遠くを見て
お前のことを思った

大穴を当てた
18倍だ
いい予感がした
今年は俺たちの年かもしれない
だからクリスマスを祝おうぜ
愛してるよ ベイビー
いいことがありそうだ
俺たちの夢が全部かなう時だ

あの人たちはでかい車を乗り回し
金が流れる川でもあるのかしら
でもあんたには空っ風しか吹かないし
もう若くないからここじゃキツイわ
あんたに初めて手を握られた
あの寒いクリスマスイブの日
約束してたわよね
ブロードウェイを見せてくれるって

「あんたは男前」
「おまえは可愛い」
ニューヨークの女王様
楽隊の演奏が終わっても
みんなアンコールを叫び
シナトラはスウィングして
みんな酔っぱらって歌う
通りの角で俺たちはキスして
それから夜通し踊った

ニューヨーク市警の合唱団が
『ゴールウェイの入り江』を歌い
鈴をリンリンならす
クリスマスの日

「あんたは役立たず
ろくでなしのチンピラ」
「てめーこそヤク中のエロババア
ふとんの中でクスリ打ってる死にぞこない」
「カス男、蛆虫野郎
ケチでちんけなオカマ野郎
クリスマス? 笑っちゃうわ
これで終わりになることを祈るわ」

ニューヨーク市警の合唱団が
『ゴールウェイの入り江』を歌い
鈴をリンリンならす
クリスマスの日

「ほかの人生が送れたかも」
「それは誰もが言うことさ」
「初めて会った時
あんたは私の夢を持っていった」
その夢を今も持ってるぜ、ベイビー
俺の夢も一緒にしてさ
一人じゃ無理だ
お前がいたから夢が持てた

ニューヨーク市警の合唱団が
『ゴールウェイの入り江』を歌い
鈴をリンリンならす
クリスマスの日

<syco訳>

 

youtu.be

 

おまけの4コマ

運を使い果たした話

後編は90年代から行きます!