70.80年代と大好きな歌がたくさんあったけど、91年からは自分で好きな歌を作って歌ったって。 ウィーザーがヒットチャートに上がる曲が大好きだったなんてちょっと意外だ。
91. Heart Song / Weezer (2008)
ゴードン・ライトフットが
湖に沈んだ
あるボートについて
歌った
夜明けに
キャット・スティーブンが
信じることが出来る
信仰を見つけた
そしてジョーン・バエズ
ジャズはあまり聴かなかったけど
でもヒッピーの歌は
部屋でよく聴いた
エディ・ラビットが
どれだけ雨の夜が好きだったかを
歌っていた
ジョンレノンが死んだ日に
アバ、ディーボ、ベナターが
そこにいた
スプリングスティーンは言った
ハングリー・ハートを持っているって
グローバー・ワチャートは
チャートのトップに立って
あの日は幸せだった
これらの数々の曲
これらは僕の心の歌
絶対がっかりさせない
そして寝てるとき以外僕は
間違いなく
歌い続ける
歌だ
クワイエット・ライオットが
僕にヘッドバンギングを教えてくれた
アイアン・メイデン、ジューダス・プリースト
そしてスレイヤー
シュレッド・ギターを教えてくれた
でも白状するよ
時には
ラジオから流れる
デビー・ギブソンを
聴いていた
「二人だけの世界」だ
鏡の中に
マイケル・ジャクソンがいた
信じることが大切だ
はっきり見たいのなら
君をあきらめない
愛に願いをかける
もしくは賽銭を投げる
うまくいくためには
二人で頑張らなきゃ
もしフレッシュ・プリンスが
喧嘩を始めても
心配するな
長くは続かない
なぜならそれは
歌だから
これらは僕の心の歌
絶対がっかりさせない
そして寝てるとき以外僕は
間違いなく
歌い続ける
歌だ
1991年の当時は
楽しいことが無かった
ルームメイトが言ったんだ
さあ、新しいレコードを聴こうぜ
それは赤ん坊だった
丸裸の赤ん坊だった
そして僕はコードを聞いた
僕を縛っていた鎖が解けた
仲間と一緒に
リハーサル・スタジオ行って
プレイした
初めてのギグ
そして僕らのファンが
増えていくのをみた
契約を結び
自分たちのレコードを
作る資金をもらった
僕らの曲が
ラジオから流れ
それを聴く人がいる
これがその歌だ
これらが僕が歌い続ける歌だ
<syco訳>
1992年は私はすでに渡米していたので、ロドニー・キングが警官によってリンチされた事件が発端で起こったこの暴動はよーく憶えているわ。 でもなんで韓国系の商店が被害に遭うのか、凄く腑に落ちなかったし怖かった。
92. April 29, 1992 / Sublime (1996)
1992年4月29日
町で暴動があった
おまえはどこにいた?
おまえが家でテレビを見ていた時
俺はアナーキーに加わっていた
最初に襲ったのは俺のよく行く酒屋だ
高くて買えなかった酒をついに手に入れた
赤い警報ライトがが点滅したら潮時だ
そして俺たちはその酒屋に火を付けた
次に向かったのは楽器店だった
レンガ1つで窓が割れた
ついに俺たちはP.A.を手に入れた
俺が弾いてるこのギターをどこで手に入れたと思う?
俺が生きている限り、俺はアウトローさ。
に戻ってすべてを降ろしたとき
新しい家具が必要だと気づいた
だからまたバンが満杯になるまで積み込んだ
その日以来、僕のリビングルームは快適さ
だってこの界隈の誰もが我慢の限界に来てたんだ
毎年毎年、どんどん厳しくなっていく
子供を連れた母親が店から
パンパースを持って出てきた
これは黒人のためだと言った
これはメキシコ人のためだと言った、白人のためではないと言った
でも、ストリートを見れば、ロドニー・キングのためじゃないとわかる
この腐った状況と、腐った警察が起こしたんだ。
這いあがって上に立つんだ
クソ警官に187(人殺し)と叫ぶことだ
新聞には載っていない、壁に書いてあるんだ
国防軍
街中に煙が上がる
殺人 刑期無し
燃えろ 燃えちまえ
燃えちまえ 燃えちまえ
(悲しくて憂鬱になる)
マイアミで暴動
シカゴで暴動
ロングビーチで暴動
サンフランシスコで暴動(アイダホ州のボイシで)
カンザスシティで暴動(ソルトレイクで、カリフォルニア州のハニントンビーチで)
アラバマ州のタスカルーサで(ミシガン州のアーカダで、クラークストンで)
オハイオ州のクリーブランドで
ファウンテン・バレーで(テキサス州のバーストウで)
ベア・マウンテンで(ビクタービル で)
オレゴン州のユージーンで、カリフォルニア州のユーレカで(燃えろ、燃えろ)
ヘスペリア(燃えちまえ、燃えちまえ)
サンタバーバラ、ネバダ州クヤムカ、(燃えろ、燃えろ)
アリゾナ州のフェニックスで
サンディエゴ、フロリダ州のレイクランドで(燃えちまえ)
<syco訳>
ジェイムス・ホワイトのサックスがめちゃくちゃカッコいいトロピカル・ヒートウェイブ。 セクシーボディーが気温を華氏93度まであげちゃうぜ、と歌ってます。
93. Tropical Heatwave / James White (1979)
熱波が押し寄せる
熱帯からの熱風だ
気温があがるのも
当然だ
あの娘の上手にカンカンを踊る
あの娘が熱風を起こしたんだ
客席を波打たせて
あんなふうに
観客は言う
あの娘は上手にカンカンを踊る
うわぁ、あの子のボディが
水銀の目盛りを急に
華氏93度にまで跳ね上げる
あぁ、なんて熱いんだ
熱波が押し寄せる
熱帯の熱波だ
あの娘の踊る姿で
温度計も納得する
もちろん、もちろん 上手いカンカン
もちろん、もちろん、上手いカンカン
<syco訳>
94キロも出して、いつも同じ車でぶつかる。 そんなにスピードだしてたら、車は大破すると思う。 同じ車はもう無いよ。 もちろん何かのメタファーだと思うけど。 アルバム「ロウ」の中の隠れた名曲です。
94. Always Crashing in the Same Car / David Bowie
機会があれば、機会があればいつでも
車を走らせる
速度標識、赤信号
必ず右左を確認していた
でも僕は
いつも同じ車でぶつかる
ジャスミン、僕はアクセルを踏んでいる時
君が顔を覗かせるのを見た
僕はホテルのガレージを
ぐるぐる回り
94キロ近く出していたに違いない
でも僕は
いつも同じ車でぶつかる
<syco訳>
今度イギリスに行ったら私も確実に北に向かおうと思っている。 その時のテーマソングはこれにしよう。 「95%の干し草はとうもろこしのパンだ」と、マーク・E・スミスは断言するけど、「はぁ、そうですか、」としか返事のしようがない…。
95.Hit the North / the Fall (1988)
北に向かえ
北に向かえ
北に向かえ
北に向かえ
北に向かえ
北に向かえ
95パーセントの干し草は
とうもろこしのパンだ 保証付き!
コンピューターとファッションホテル
警察は悪人を捕まえられない
でも、それがどうした、そんなに悪い奴じゃなさそうだ
神と対話をする、信仰が厚い
北に向かえ
北に向かえ
北に向かえ
街に手錠を掛けろ
街に手錠を掛けろ(北に向かえ)
すべての不動産屋が、すべての代理店が
夜にヒステリックにヤジを飛ばす
オーロラがきれいだ
とても広い大通り
役立たずの国会議員たち
野蛮人ども
北に向かえ
北に向かえ
北に向かえ
後ろにあるサイケな第三の目で見ると
鏡に映る錯乱
イーステンダーとビクトリアのラガー
誘う声、神秘的に
湧き上がる
北に向かえ
北に向かえ
北に向かえ
北に向かえ
北に向かえ
北に向かえ
<syco訳>
木陰でも華氏96度は本当に暑い、と歌っている。 暑くて文句をいっている歌じゃないよ。1864年にジャマイカ人のイギリス支配のもとで起こった反乱のうたです。
96. 96 Degree in the Shade / Third World
華氏96度だ 日陰にいるのに
本当に暑い 日陰なのに
華氏96度だ 日陰にいるのに
本当に暑い 日陰なのに
日陰でも華氏96度だったという
1万もの兵士が行進をした
皆を引き連れてあの太っちょの男に対面した
そいつは海を越えてやって来た
女王の手下だ
陛下の前で
俺は抗議する
俺がどこからやって来たかわわるだろう
自由のために戦って
逃走した俺をつかまえた
そして綿の木に吊るされた縄を
俺の首にかけたのだ
お前たちにとっては余興だが
俺にとっては殉教だ
華氏96度だ 日陰にいるのに
本当に暑い 日陰なのに
華氏96度だ 日陰にいるのに
本当に暑い 日陰なのに
苦しむ者もいれば焼かれるものもいる
でもいつか俺たちはわかるだろう
空に太陽が輝き続けるように
今ここで犠牲になろうとも、真実は決して死ぬことはない
<Syco訳>
57に出てきたレインコーツのこの曲が再登場。 人生を終わりにする方法のひとつとして97階から飛び降りることをあげてます。
97 57 Ways to End it All / the Raincoats (1996)
もしも
もしも、
神様なんて存在しなくって
天国なんかも無くって
死んだ後は
ただの無の空間で
何にも無いとしたら
大波に乗せられて、
一点の中に吸い込まれたい
痛みを感じることなく、
大海を泳ぎたい
海を越え
太陽に飛び込む
再び私は焼かれる
焼かれる
焼かれる
焼かれる
97階のビルの上から飛び降りたい
もうこれ以上生きていたくない
だって我慢できない
我慢できない
この痛みをもう我慢できない
ほんとうにもう
この痛みに耐えられない
我慢できない
だめ、だめ、だめ、だめ、
この痛みに耐えられない
この痛みに耐えられらい
もう一度死に戻る
死に戻る
死に戻る
死に戻る
死に戻る
自分が浸かっているバスタブに
ドライヤーを投げ込みたい
心臓が止まるまで酒を飲みたい
天井から縄をぶら下げて
首を吊つりたい
コルト45で頭をぶち抜きたい
もしくは鎮痛剤が欲しい
痛みを 痛みを
殺したい、殺したい、殺したい、
我慢できない
だめ、だめ、だめ、だめ、
この痛みに耐えられない
この痛みに耐えられらい
もう一度死に戻る
死に戻る
死に戻る
死に戻る
死に戻る
<syco訳>
この曲はめちゃくちゃ流行ったね。 98歳の老人が宝くじが当たったとたんに死んだ、皮肉だよね? ってうた。 ほかにもアラニスの皮肉エピソードがいっぱい!
98. Ironic / Alanis Morissette (1996)
ひとりの老人、98になった
宝くじに当たって翌日死んだ
シャルドネのグラスに落ちた黒い蠅
死刑執行の2分後に恩赦を受ける
皮肉だよね、そう思わない?
それは結婚式の日の雨のようなもの
お金を払ったのにタダだと分かったとか
いい忠告を無視してしまったとか
誰も予想はつかなかった そうでしょ
安全主義のお父さんは飛行機に乗るのが怖かった
スーツケースを持って、子供たちに別れのキスをした
乗る決心をするのに一生かかった
飛行機が墜落するとき、彼は思った
「まぁ、これも素敵じゃないか?」
皮肉だよね、そう思わない?
それは結婚式の日の雨のようなもの
お金を払ったのにタダだと分かったとか
いい忠告を無視してしまったとか
誰も予想はつかなかった そうでしょ
人生とはおかしなもので
すべてが順調で
すべてが上手くいくと感じる時
不幸が忍び寄る
すべてが上手くいかず
すべてが目の前で崩れそうな時
手を差し伸べてくれる
遅刻しそうな時にかぎって渋滞に巻き込まれる
タバコを吸いたいのに「禁煙」のサイン
ナイフが一本もないのにスプーンばかり何本も見つかる
運命の人と出会ったと思うと
その後に彼の美しい妻に出会う
皮肉だと思わない?
皮肉が過ぎるよ、本当にそう思う
それは結婚式の日の雨のようなもの
お金を払ったのにタダだと分かったとか
いい忠告を無視してしまったとか
誰も予想はつかなかった そうでしょ
そうよ、人生とは変なふうに
不幸が忍び寄るし
そして人生にはまた、本当に変なふうに
助けてくれる
助けてくれる
<syco訳>
イギリス愛に満ちてると感じるバンドの一つがキンクスね。 99歳になってもずっとここに住んでいたいと歌う。 イギリスをディスるバンドが多い中、キンクスを聴くとホッとするわ。
99. Autumn Almanac / kinks (1967)
夜明けが訪れる時
露に濡れた垣根から毛虫が顔を出す
それは全部僕の秋暦に書いてある
秋風がふいて芥子色の葉を落とす
だから僕は掃いて袋に入れる
そう、そう、そう、僕の秋暦
金曜日の夕方、寒さを避けるように
みんなで集まる
紅茶とバターを塗ったスグリのトーストを食べても
日照不足は補えない
夏が終わってしまったから
ラララ、ラララ、ラララ
ああ、リウマチで背中が痛い
そう、そう、そう、僕の秋暦
ラララ、ラララ、ラララ
ああ、僕の秋暦
そう、そう、そう、僕の秋暦
土曜日はフットボール
日曜日はローストビーフ
休暇はブラックプールへ
陽だまりの中に座って
ここは僕の通り、決してここを離れるものか
99歳まで生きたとしても
ずっとここにいる
だって会う人はみんな
僕の通りの人間だからね
そしてどこへも行けない
だって僕を呼んでいるから(家へ帰ろう)
僕を呼んでいるのが聞こえる(家へ帰ろう)
ラララ、ラララ、ラララ
ああ、僕の秋暦
そう、そう、そう、僕の秋暦
ラララ、ラララ、ラララ
ああ、僕の秋暦
そう、そう、そう、そう、そう、そう、そう、そう
<syco訳>
あー、最後はこれで終われてよかった。 耐久性100%のヤードアクト。 今年このバンドのライブが見れたのが私には奇跡だったわ。
100.100% Endurance / Yard Act (2022)
バン!という音で目が覚めた
すでに痛みを感じていた
突然の恐怖が襲ってきて形となる
現実と向き合うと
これは誰のソファー?
俺の靴はどこだ?
昨日の夜は何をしたっけ?
ネイソンの家を出てからは記憶が無い
あぁ、そうだ、何で思い出せなかったんだろう?
なぜ俺のズボンがビショビショか
俺たちはニュースで笑いこけて
しょんべんを漏らしてたんだ
あんたも見たかい?
信じられなかったよ
何度も繰り返し流してた、信じられないね
簡単に言うと、発見したんだ
僕らとそっくりなモノが存在することをね
別のやつらだ、別の生き物だ
別の惑星の別の種だ
彼らには別の神がいて、それを信じているんだ
そして大勢の人にインタビューしたんだが
そして誰一人として
奴らが一体ここで何をしてるのか
微塵たりとも知らないんだ
全て実に無意味だ、実に
そして美しさに、俺は正直いって慎ましさを感じた
そして誰かが死んだら
安らかな気持ちになるだろう
だってまた誰か別の人と、
何か新しいことをやっていけばいいと知ったから
悲しむ必要などない
全てはすでに起きてしまっている。 時間は幻覚に過ぎない
ヒッピーの戯言に聞こえるが、本当だ
そうだろ、そうだろ、そうだろ、そうだろ、そうだ
さぁ、奴らに会いに行こう
武装するんだ
俺たちよりも先に引き金を引けると
奴らに思わせたくないよな、グレアム、「だいじょうぶだよ
俺は晩飯を食べた数より多く戦争で戦っている」
そうだね、でも平和は俺たちの内側にある
そしてすでに達成している
みんなも俺のように悟りを開いてたらの話だが
ヒッピーの戯言に聞こえるが本当だ
俺が弾けて粉々になるのを見ろ
全て実に無意味なんだよ
でもそれは違う、そうだろ?
本当に本当のことだ、そしてそれを感じた時が
本当に感じた時だ
誰か愛する人を掴め
この言葉を聴く必要のある誰かを
そして肩を掴んで揺らせ
正面から怒鳴れ
死は俺たち誰にでも訪れる でも今日じゃない
今日、俺たちは生きている、そうだろ、生きているって感じるだろ
ひとりで持っていけないと思うものは全て捨てろ
必要なものは全て俺たちの内側にある
そのなかでとっておきのものをくれ。それは人間の魂だ
耐久力100%で切り刻め
それは全て実に無意味だ、 本当だ
そしておまえが居なくなった後
俺はもっと強くなる
誰か別な人と
何か新しいことを
だだやっていけばいいから
無になるわけじゃない、そうだろ?
ヒッピーの戯言に聞こえるが本当だ
俺が弾けて粉々になるのを見ろ
で、金はどこだっけ?
<syco訳>
ギリギリ年内にこのカウントアップを終わることが出来てヨカッタ。
何のためにもならず、誰に向けて書いているのかもわからない疾走ブログだけど、読んでくれている人、ありがとう。 私のロケンロール愛が伝わってるといいな。